心理職でもできる資産形成と運用

心理職でもできる資産形成と運用

FP×心理Thによる資産にまつわるアレコレのお話

このブログについて

  

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初めまして!リヒト(@r2209)といいます!

 

臨床心理士&公認心理師です。

他にも精神保健福祉士産業カウンセラーの資格も持っていますが、基本的には医療領域で心理職として働いています。

 

このブログは、少しでも同業者の方々が抱く不安の解消に繋がればと思ってはじめました。

 

その不安とは…、、ずばり、資本(主にお金)のことです。

 

 

 

このブログを立ち上げたわけ

僕たち心理職、特に臨床心理士は大学院に行かないと取れない資格です。ですので、世間的には専門性が高い職種と考えられています。

 

専門性が高い仕事と聞いて、他にどんなお仕事をイメージしますか?

医者や弁護士、会計士、パイロット。

みんな高給取りというイメージも伴う職種ですよね。

 

では、僕たち心理職というと 

実はそれほど年収は高くないのです……。

 

平均年収.jpのサイトを参考に挙げておきます。

heikinnenshu.jp

この記事によると、僕たちのお給料の平均推移は300万円〜400万円前後となっているそうです。

 

僕はこの現実に危機感と悲しみを感じています。

僕たちの仕事は患者さん(僕たちは彼らのことをクライエントとお呼びしています) の福祉に貢献することです。

 

そんな僕たちがお金の心配を常に感じながら仕事をしている現実に違和感を感じるのです。

だって、自分たちの基盤がしっかりとしていない中で、どうやって満足にクライエントを支援できるのでしょうか……?

 

僕はこの危機感と悲しみを少しでも乗り越えるためにと、お金の勉強をはじめました。ファイナンシャル・プランナーの資格の取得を目指したのです。

 

このブログでは、ファイナンシャル・プランナーの資格習得を目指す過程で知り得た情報をお伝えしていこうと思っています。

 

ちなみに、僕が勉強に使ったのはこちらの教科書です。とってもわかりやすいし、資格をとるつもりが無い人にもオススメです。

独学が苦手な方はこちら↓

FP通信講座のお申込み

 

心理職にとってお金の話はタブーだった

 僕たち心理職は、みんなこの仕事に“やりがい”感じています。

もちろん僕自身もやりがいを持ってこの仕事をしています。

 

ただ、この「やりがい」を僕たち心理職は心のどこかで「お金が満たされなくてもいいことの言い訳」にしてしまっていたのではないかと思います。

 

もちろん、お金のために人助けをすることはとても卑しいことであり、僕も「それはちょっとな」と思います。

 

このブログを通じて僕と同じ心理職の方々に伝えたいのは、年収に期待できないからこそ(もちろん、ここを諦めていいわけはありません。ただ、現実的に急に改善を求めることは難しいでしょう)、自分たちで資産形成とその運用をしっかりとし、自分たちの生活の基盤を盤石な物にしておく必要がある、ということです。

 

資産形成と運用とは、お金儲けの方法ではありません。

資産形成と運用とは、将来の予期せぬ経済的な不安に備え、そのリスクから自分と家族、そしてクライエントを守るための方法です。

 

このブログについて

このブログは、主な読者として心理カウンセラーの方々を想定しています。

ですので、できるだけ心理カウンセラーの方だからこそイメージしやすいような記述を心がけたいと考えています。

 

とはいえ、資産形成や運用は僕たち生活しているみんなにとって重要なことであり、その他の方々が読んでも参考になるものにしていければと思っています。

 

 

 これから、資本形成と運用について「守る」「稼ぐ」「育てる」という三つの視点から少しづつまとめていきたいと考えています。

 

このブログでいう「資産」とは

先述までで述べた「資産」は主にお金が関係する「経済的資産」のことを指していました。

けれど、話が進んでいけばいずれ「経済的資産」以外の資産についても話できればと考えています。

 

その資産とは「身体的資産」と「対人的資産」です。

身体的資産とは、「身体が資本」と言われるのと同じような意味合いであると考えて欲しいと思います。つまり、身体が健康で、専門職として働けるに堪える知識がある状態のことを指します。

 

対人的資産とは、家族や友人などのコミュニティとの結びつきについてです。

 

これら三つの資産は相互に関係し合っています。

お金があっても身体が不健康だと楽しい使い方はできないかも知れませんし、友達がいなければ楽しい時間を共有できないかも知れません。

 

身体が健康でバリバリ働けたとしても、お金が不足していれば働く時間に自分の時間が盗られ、友達との付き合いができなくなるかも知れません。

 

友達が多くいても、身体が不自由だと思うように会いに行けませんし、お金もかかってしまいます。

 

このように、どれもなくてはならない資産です。

ですから、このブログでは「経済的資産」を中心にまとめはしますが、他の資産についても触れていきたいと思っています。 

 

よろしくお願いいたします!

 

 

いつもの身内カンファでセミナーの練習をした話(ステマです)

three people sitting in front of table laughing together

リヒト(@r2209)です。
最近、身内カンファでの様子を記事にするのをさぼってましたが、カンファ自体はちゃんと毎月行っております。

 

 

本のシェアが恒例

このカンファレンスは本当にこじんまりとクローズドでやっています。

ですから、参加者も少なく、自分が発表者になるペースも早いのが特徴なのです。

 

しかし、それにもかかわらず非常に真面目なメンバーばかりが集まっているので、1年以上継続してやって行くことができています。

大変貴重でありがたいなぁといつも思います。

 

このカンファでは、お互いに本をシェアするのが恒例となっています。

もちろん全く強制ではないですが、そこは自主的に1年も定期的に発表者になってくれるメンバー。勉強熱心な人ばかりなので、自然と交換する流れになります。

 

返した本

今回、僕が返却した本はこちら。

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はい、心理学全く関係なかった。笑

でも、実は「対人関係療法」というタームがこの本の中に出てくるんです。だからあながち心理学関係なとも言えなくはない(こじつけ)。

 

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まぁあとにかく、この本はバカ売れしているので読んだことがある人も多いかと思いますが、めちゃくちゃ面白いので興味がある方は読まれることをお勧めします。

人間史に対する全く新しい考えを知ることができます。

 

 

貸した本

続いて、僕が貸した本はこちら。

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うん、ちゃんと心理学だ。笑

僕だってちゃんと心理学の本を持ってるんだい。

 

 

借りた本

そして、借りた本はこちら。

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もはや、自分が借りる本は心理学の本じゃないことが普通になってきた感。

 

これは、さっき出てきたサピエンス全史を書いたのと同じ著者が書いた本です。

サピエンス全史が人間の過去の話だとすると、この21Lessensは現在の話なんだとか。

 

今から読むのが楽しみです!!!

 

僕がカンファでしたこと(宣伝)

今回、カンファで何をやったかというと、ちょっとイレギュラーな回でした。

発表者は僕ともう1人、M君。

 

僕は、今回、ケースの発表ではなく、今度行うセミナーの練習をさせてもらうことにしました。

 

実は、知る人ぞ知る、あの心理オフィスKの北川清一郎先生にお声がけいただき、下記のセミナーでお話させていただけることになったのです!

s-office-k.com

 

頑張ってFP2級をとった甲斐がありました…!

 

せっかくの機会なので「やれるだけのことはやろうと」今回練習をしっかりとやらせてもらったというわけです。

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メンバーのおかげで、改善した方が良さそうな箇所が見つかり、より良いセミナーにできそうな気がしています。

 

来月の身内カンファの時に、午後の部の練習をさせてもらう予定です。

良いものにしようと頑張っておりますので、応援のほど、よろしくお願いいたします!^^

興味のある方は、是非お申し込みくださいね!

 

 

本番の開催は 2020年7月19日(とまだ少し先なのですが、ここのところの新型コロナショックの影響を考えると、むしろこの時期に設定しておいて良かったなと思っています。

 

7,000円と少し高いかも知れませんが、臨床心理士の方は更新ポイントが付くかもしれないですし(内容がかなり異色なのでどうなるか断定できませんが…)、なにより、将来のお金の不安が消えることを考えると、きっと元は十分に取れると思います。

 

実際、臨床心理士はおおよそ45%が非常勤掛け持ちのようですが、僕の試算では、非常勤掛け持ちのまま老後を迎えるとこのような結果になることがわかりました。

 上記セミナーにおこしいただければ、この危機を解決する情報をご提供できると思います。

 

それだけではなく、心理職の理想的な働き方から、節税の方法、年金の正しい理解なんかもお伝えします。

更に、ギャンブルだと思われがちな投資についても、その不安を取り除くお手伝いをさせて頂ければと思っています。

 

どうぞ、よろしくお願いいたします!

 

 

仲間の成長

そして、もう1人の発表者M君。

彼も今回はケースの発表ではなく、職場で今後動き出そうとしているプロジェクトについて検討する時間に身内カンファの時間をつかってくれました。

 

彼とは実は、彼が学部生からの付き合いで、10年近く友人関係です。

学部生のころ、彼が院試を受ける際に勉強を見てあげたこともあるのですが、なんというかまぁ、全然ダメでしたwww

 

論述問題をさせてもトンチンカン。とても彼が志望する大学院には受からないだろうな、そんなふうに考えていた時期が俺にもありました

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ところが、彼はそれから急成長し、みごと難関大学院に合格。彼の志望校です。

 

今では一丁前に仕事で重要なプログラム作成を任される立場にまでなったのですから、本当に大したものです。

 

期待している分、そのプログラムには結構厳しくダメだしをしてしまいましたが(反省し、彼には直接謝罪しました)、実はこれからも期待をしています。

 

 

終わりに

という感じで、雑記的にダラダラとステマしつつ、身内カンファの様子を書いてみました。

 

仲間が成長して行くのを目の当たりにすると、自分も負けてられないなぁと身を引き締めることができます。

改めて、そんな仲間には感謝ですね。

 

この日僕はカンファが終わった後、いつもの「臨床心理士スナック」※へ向かいました。

臨床心理士スナックの詳細は、(徳田勇人@臨床心理士 (@shinri_t) | Twitter)をフォローしてチェックしてみてください。

 

そこでもとてもためになる話が聞け、大変勉強になったのですが。。。

それはまた、別のお話。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

また次回の記事でお会いしましょう^^

公認心理師の模擬試験のオススメはこれ!(ステマです)

 

リヒト(@r2209)です。公認心理師試験、近づいてきましたね。皆さん勉強は進んでますか?

お久しぶりです。ココロです。私の知人が次の3回目を受けるんですが、結構苦戦してるみたいです。

そうなんだ。その人は「公認心理師ブログ」は知ってるのかな?

え?なんですか、それ?

 

 

試験日

僕が受けた第1回目の公認心理師試験は、平成30年の9月でした。

 

あれから年号も「令和」に変わり、早いもので次は第三回目の試験となります。

1回目から2回目になるときに一ヵ月試験日が早まりました。そして三回目は更に早まり、6月頃の実施になるということです。

 

この記事を書いているのが令和2年の3月終わり頃ですから、受検生にとってはいよいよラストスパートという感じでしょうか。

 

この時期は、とにかく過去問や模擬試験を解いて、苦手分野を発見することに努めるのがよいでしょう。

 

どのような問題集がよいか

では、どのような問題を解けば良いのでしょうか。

当たり前ですが、解答だけが記載されている問題集は避けた方がよいでしょう。

 

間違えた箇所を自分で調べればそれで済むと言えば済むのですが、その問題集以外の媒体を使って調べなければならないとなると、相当時間の無駄です。

 

ですから、理想の問題集は、解説付きの問題集だということになるでしょう。

 

市販されているものでオススメはこちらです。

著者のお一人と知り合いなのですが、相当自信作のようです。通称「青ペンギン本」(だったかな?)。

大学院の教授等も執筆に参加されているので、かなりクオリティは高いと思います。

 

実際、僕も本屋さんでパラパラと見てみたことがあるのですが、とてもわかりやすい解説だと思いました。

 

同じペンギン本のシリーズに

心理教科書 公認心理師 完全合格テキスト

心理教科書 公認心理師 出る! 出る! 要点ブック+一問一答があります。

 

ただ、赤ペンギン本(上記二冊目の方)は本当に「要点」をギュッとまとめたものなので、臨床心理士でもう心理学の知識が網羅的にある人が思い出すために使ったり、試験前にある程度余裕がある人が確認のために見るために使うようなものです。これ一冊に頼るのは危険かと思います。

 

どんな本にも「使い方」があります。容量用法を守って正しく使いましょう!

 

というか、後で根拠を示しながらご説明しますが、そもそも論として公認心理師の仕事はどれか一冊の本をマスターしたらやっていけるようなお気軽な仕事ではありません。

 

上記ペンギン本やこれから紹介する問題集、もちろん全ての参考書は、あくまでもあなたの普段の勉強をサポートするものなんだと考えて欲しいなと思います。

 

このような考えがあるので、基本的に僕は対策本には否定的な立場です。

しっかりと何冊も教科書を読み込むのを基本とすべきだと、僕は考えています

 詳しくはこちらもお読みください↓

 

 

市販以外のものなら

先ほどのペンギン本はある程度大きな本屋さんならどこでも購入できる手軽さがあります。

もちろんAmazonなどでも買えますが、試験に関わることなので、手にとってしっかりと中身を確認してから購入する方がよいでしょう。

 

一方、本屋には並ばないでしょうが、公認心理師試験を応援している機関はたくさん増えてきており、それらが独自に販売をしてもいるようです。

ファイ◯アカデミーさんとか、京◯コムニタスさんとか、河◯塾Kals+プロ◯ゴスさんとか(名前を出していいのかわからなかったので、一応伏せ字にしました。あんま意味ないけど)。

 

そんな中、公認心理師ブログさんも満を持して模擬試験の販売を始めるそうです。 

 

僕は、上記機関の中でしたら、圧倒的に公認心理師ブログさんから出る模擬試験をお勧めします。

 

なぜなら、ここが大事なのですが、公認心理師ブログさんの模擬試験を作るお手伝いを僕もしたからです!!!

 

ちゃんとこれは言っておかないとね。

 

対策本否定派がなぜ模擬試験の作成に協力したのか

「おいおいちょっと待て。お前は対策本に否定的だっただろ?じゃあなんでそれを作るのに協力したんだ?」

 

そのようにお考えの方も多いことでしょう。

 

対策本を否定する僕が、どうして公認心理師ブログさんの模擬試験作成に協力したのか。

 

それは、「本ではなかったから」というのが1つです。

 

どういうことか。

 

本は、物理的な存在です。つまり、空間的な制限がかかるということです。

要は、ページ数に限りがついてしまうということ。

 

詳しく書きたいと思っても、紙数が決まっているためにどうしても簡素な説明に終始してしまうことが往々にしてあるのです。

 

その点、公認心理師ブログさんは違いました。

 

「これだけで他の参考書がいらないくらい、詳しい解説にしたいんです」

 

そのようにおっしゃっていました。

 

僕はその考えに共感したのです。

 

暗記して試験が終わったら忘れてしまうような知識を提供する対策本ではない。

しっかりと理解した上で内容を覚え、試験が終わってからも役に立ち、公認心理師としてやっていけるだけの土台を作る模擬試験。

 

そのコンセプトにとても共感したのです。

だからこその「とにかく解説を詳しくすることに力を入れました(A4で217ページ)」

 

 

でも地獄を見ました。

実際に関わってみると、休みの日はほとんど全て模擬試験を作る時間に持って行かれました。

僕が今回の模擬試験に使用した主な教科書等はこちらです。

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本来、公認心理師に受かろうと思うなら、これらは一から十まで全部読む必要があると僕は思います(社労士とFPのはさすがにいらないか…)。

もちろんこの写真にあげたのは使用したうちの一部ですから、これだけ読んだだけでは足りません。

 

なんで足りないって?公認心理師という仕事はそういう仕事だからです。人の人生に関わる仕事だからです。足りると思う方がおかしいと思いませんか?

 

公認心理師は一生勉強です

 

ただ、試験までのラストスパートの時期にそれだけたくさんの教科書を読み込むなんて物理的に無理でしょう。

だからせめて、これだけの教科書をまとめて「これを解けばきっと大丈夫」にした模擬試験を受けて、本番に備えてください。

 

まだ発表はありませんが(2020年3月19日現在)、公認心理師ブログさんから出る模擬試験は、他の機関が出す模擬試験よりもかなり値段をおさえた価格になる予定だそうです。

 

是非、公認心理師ブログをチェックしておいてください。リンクを下に貼っておきますね。

yaritaikoto-blog.com

 

あ、あと、一応念のため!

もし公認心理師ブログで模擬試験がたくさん売れたとしても、それによって僕に何かがあるということは一切ありませんので、「金稼ぎのためのステマかよ」と思わなくて大丈夫ですよ(笑)

 

安心してお買い求めください。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

それでは、次の記事でお会いしましょう^^

心理職の新しい可能性を探る会に行ってきた話!

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リヒト(@r2209)です。
先日もまた徳田さん(徳田勇人@臨床心理士 (@shinri_t) | Twitter)がやっておられるスナックへ遊びに行ってきました。

 

前回の様子はこちらからどうぞ!

r2209.hatenablog.com

 

 今回も似たようなテーマトークではありましたが、「席替えがあったこと」「事前申込制であったこと」もあり、前回に比べて少し落ち着いた雰囲気で開催された印象でした。

そのおかげもあって、参加された方のほとんど皆さんとお話することができました。(残念ながら座席の関係でお二人ほどお話できない方がいらっしゃいましたが)

 

 

今日は、スナックで話し合われたことやその感想をレビューして行きたいと思います!

 

 

 

心理職の新しい可能性を探る会、なのに・・・

前回もそうでしたが、今回も「心理職の新しい可能性を探る会」であったにもかかわらず、参加されたメンバーは決して心理職の方ばかりではありませんでした。

 

もしかしたら、心理職は全体の半分くらいしかいなかったかもしれません。

 

心理職以外には、僕の知る限り精神保健福祉士の方、出版社の方、起業家の方、そしてなんと弁護士の方がいらっしゃいました。

 

かなりバラエティに富んでいますね!

弁護士の方は、何とお二人もいらっしゃいました!しかも、2人ともバラバラに参加申込をしたようで、お互い参加することを知らなかったそうですから、更に驚きです(偶然、お知り合いだったそうですが)。

 

弁護士がお二人も心理職の可能性に興味を持ってくださっているのはありがたいことです。

 

なお、少し話しは逸れますが、そのうちのお一人は、スナックが開く前に行われた相談記録の勉強会にも参加されていたそうです。

 

上記勉強会は「開示請求に耐えうる記録」が書けるようになることを目指したものでしたので、講師の中村さんはプレッシャーだったかもしれませんね笑

 

ちなみに、僕は他に用事があってこちらの勉強会には参加できなかったので見れなかったのですが、僕のこちらのツイートを引用してくださったらしいです。

 

この場をお借りして、感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

もしまた同じテーマで勉強会をすることがあれば、今度こそは参加させていただければと思っています!

 

 

心理職が半分しかいなくて、心理職の新しい可能性を探れるの?

繰り返しになってしまいますが、上述のように、スナックに参加された方々は、心理職ではない方も多くいらっしゃいました。

 

一見すると「それじゃあ、【心理職の】新しい可能性を探ることなんてできないじゃないか」と思われるかもしれません。

 

だって、参加された半分近くの方が心理職の内情をよく知らないだろうからです。

 

でも、心理職以外の方が多く参加されることが、却って心理職の新しい可能性を探ることに繋がるのではないか、というのが僕の考えです。そして、実際それを昨日体感しました!

 

弁護士との連携

詳しいことは参加した方々のみが共有できる特権だと思うので、お話できません。

しかし、心理職だけで固まっていては絶対に気づけない視点を得られたことは間違いない真実です。

 

例えば、昨日来られていた弁護士の方は企業案件を主に扱う方でしたので、企業がどのようなメンタルヘルスの問題を抱えている傾向があるのかをものすごく良くご存知でした。

多くの疲弊した社長さんたちも見てきておられるので、彼らの潜在的なニーズも敏感に察知されておられました。

 

また、弁護士へ相談に行くクライエントも情緒的に不安定になったり、精神的に疲弊している方も多いらしく、そういった方を支援する際に心理職と連携を取れたらという希望もあるとのことでした。

 

連携の仕方には、もちろん様々な形が考えられるでしょう。

1つは、心理職がメンタルのケアを行い、弁護士が法律業務に専念する、という形です。

 

なんでも、最近のロースクールでは対人コミュニケーションを扱う授業があるところもあるようです。

それくらい弁護士さんもクライエントと情緒的コミュニケーションの能力が求められてきているということなのでしょう。

 

しかし、全てをカバーするなんてことは、とても弁護士と言えど無理があるでしょう。

 

心理職と弁護士が分業をすることで、弁護士は本業に専念でき、それがひいてはクライエントの利益にも繋がることになるのではないでしょうか。

 

分業が難しい場合には、定期的に心理職が弁護士をコンサルテーションすることもあってよいでしょう。

 

もちろん、心理職も法律の知識が知りたい場面は多く存在します。

例えばクライエントが今にも自殺しそうだという時に、誰にどういうふうにどこまでの情報を開示していいのか、ということがあります。

産業カウンセラーなら、労働基準法民法の知識があると安心できることもあるでしょう。

そんな時に、心理職が弁護士からコンサルテーションを受けることもあって良いかと思います。

 

こんなふうにして、弁護士とチームを組むことも心理職の新しい可能性につながりそうです(既に取り組んでいる方もおられるでしょうが、まだまだ多くはないでしょう)。

 

 

連携のもう1つの形は、弁護士に対するカウンセリングでしょうか。

激務な上に、熱意のある弁護士ほどクライエントの情緒的な混乱に親身になってあげる傾向があるからです。

そんな疲弊した弁護士の方をケアするのも、心理職の連携の形になるのではないかと思います。 

 

ドメインブランディング

スナックで出た話の1つに、「クライエントの信頼を借りてブランディングする」という方法がありました。

例えば、コンサルティング会社は「大手のどこどこをコンサルした」ということを大々的に呈示することで、自社の信頼を高めようとします。

 

これと同じで、場合によっては心理職も対象とするクライエントの属性(ドメイン)を限定し、それによって付加価値を高めることもできるかもしれません。

 

そういった意味では、上記したことを踏まえて「弁護士専門心理カウンセラー」という人が現れても面白いかもしれません。

 

もちろん、「弁護士専門にしよう」という思惑が先立っていてはきっとうまくいかないでしょう。

だって、「お前弁護士のこと何も知らねーじゃねーか」と思われてしまったら、クライエントとして弁護士の方々が来てくれるわけもないでしょうから。

 

何かを専門にしたいと考えるなら、良くも悪くも「コネ」が必要でしょう。

 

その点、昨日スナックに来られていた方の中に、公務員として精神保健福祉士業務に当っておられる方がいらっしゃったのですが、この方なら「公務員専門カウンセラー」になれるかもしれません。

結構本人もノリノリだったので、何かしらアクションを起こされるかもしれません。

 

前回の記事でも書きましたが、やはりかけ算が出来るものがあれば強いですよね。

公務員 × 精神保健福祉士(として心理的支援を行っていた) だからこそ、公務員にドメインを絞ることができ、かつそこに強くコミットできるのです。

 

もし、単なる「精神保健福祉士」だけなら、どこに焦点を絞れば良いかわかりにくいし、焦点を絞ったとしても、そこに対する知識や経験がなければぼやけた焦点にしかならないでしょう。

 

Assembleの魅力

ここまで述べてきたことは、昨日参加して得られたことのほんの一部です。

 

他にも、情報を発信したい人とそれを支えたい人との上手なマッチングの方法であったり、挑戦したい人が安心安全に挑戦できる環境づくりをしそれをどうマネタイズに繋げて行くかとか、そんな話もできました。

 

僕はいつか本を出したいなという夢があるのですが、既に本を出すことが決まっている人と話すこともできました。これから色々と情報を頂けそうで、とってもワクワクしています。そんなつながりもできました。

 

 

 

僕は今までこんな話が誰かとしたかったんです。でも出来ませんでした。

 

でも、Assembleがあるおかげで、出来ました。とってもしたかった話が出来たのです。

 

 

Assembleがスナックで「心理職の持続可能な収益モデルとは?」を話し合う集まりを開いてくれなかったら?

 

Assembleがスナックで「心理職の新しい可能性を考える会」を主催してくれなかったら?

 

Assembleがスナックに来れる人を心理職に限定してしまっていたら?

 

 

とってもしたかった話が、僕は出来なかったでしょう。

 

Assembleの魅力は、間口が広いことと、新しいことにどんどんチャレンジしようとしていく姿勢だと思います。この魅力があるからこそ、とても楽しく参加することができています。

 

ありがとうAssemble!!

 

 

最後に

前回同様、心理職の新しいビジネスモデルについてさまざまな観点から話し合うことができて楽しかったです。

僕はまだまだ受け手だなあ、と思うので自分から「これはどう?」と伝えて行ける側になって行ければなと思います。

そして、「Assemble主催の会に参加したら、こんな面白いこと話してる人がいてさ」と、噂される中心の人物になれたらなあと、妄想しています(笑)

 

次回があれば、そちらにも是非参加させてください!

 

これを読んでくださっているあなたとも、是非会いたいと思っています!

そのときは、よろしくお願いしますね👍

 

 

では、次の記事でお会いしましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^

MOSSについて語ってみた。MOSSって一体なに?

リヒト(@r2209)です。

 

 皆様、MOSSという団体をご存知ですか?

 

今日は最近お世話になっているMOSSについてのお話です。

 

 

MOSSについて

皆さん、改めてですが、MOSSという団体をご存知ですか?

 

 

モスバーガーなら知ってる」

 

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え?なんですって!?

 

おいおい、うそでしょ?

 

あまりつまらないこと言わないでください。誰がそんなので笑うんですか。

 

僕は全く同じ台詞を言って代表の方を困らせたことがあります。ほんといいかげんにしてください。

 

 

まったく。

 

いいですか?

心理職のおかれた現状を改善するとともに、我々心理職の専門性を広くユーザーに届けようと尽力してくださっている団体さん、それがMOSSです。

 

立派でしょ?

モスバーガー云々言った人はちょっと反省してください。

 

もしMOSSの詳しい情報が知りたいなと思われたかたは、こちら(MOSSの事業構想をお話します。|MOSS公式|note)もご覧くださいね!

 

 

MOSSの代表

代表を前にして

 

モスバーガーなら知ってる」

 

と言っちゃう僕もある意味凄いですが、MOSSの代表は本当に凄い人です。

 

こんな失礼極まりない、しかもつまらない冗談を言ったにも関わらず仲良くしてくださるのですから。代表はとても良く出来た人です。

 

僕よりもずっと若いのに。

 

そんな気になるMOSSの代表、それはむらっちです!↓

twitter.com

 

是非フォローしてあげてね!

 

  

記事の寄稿

先日、そんなMOSSの理念やむらっちの熱い思いに共感し、1つだけですが記事を寄稿させていただきました。

 

それがこちらです。

moss-life.jp

 

タイトルそのままですが、上記記事は摂食障害にまつわるよくある3つの誤解について「それは誤解ですよ」ということと、心理学的に正しい理解について述べさせていただいたものです。

 

3つの誤解とは

摂食障害は本人の性格の問題だ」

摂食障害は母親の育て方が原因だ」

摂食障害は食の問題だ」

 

です。

 

どこが間違いかわかりますか?

 

もしわからなかったら、是非MOSSに寄稿した記事を読んでみてくださいね^^

moss-life.jp

 

この記事は、摂食障害の治療を行ったり支援したりしている人たちばかりではなく、摂食障害を抱えているご本人やその方を支える身近な人たち(家族や恋人など)にも広く読んでもらいたいなと思っている内容になっています。

 

摂食障害は、実は適切なアプローチをすれば比較的すぐに治る病気なんです。

しかし、上記記事に書いたような誤解があると、糸が絡まり合ってほどくのが難しくなるかのような困難さを生んでしまうことあるのです。それはとてももったいないことです。

 

そんなことを日々臨床で感じています。少しでも摂食障害の誤解を減らし、このもったいなさを改善していきたい。そんな思いから、記事を書かせてもらいました。

 

皆様にも協力してもらえますと、大変心強いです。

もしよろしければ、情報の共有をよろしくお願いいたします!

 

 

ちなみに、摂食障害について知るにはこの本をとても強くお勧めします。

MOSSに寄稿した記事もこの本を参考にして書きました。

  

なお、MOSSのサイトには僕の記事だけではなく、他の大変優秀な心理職の方々も記事を寄稿されています。2020年2月22日現在5本の記事が挙がっています。それらも必読ですよ!

 

 

最後に

MOSSは(公には)先日スタートを切ったばかりの小さな団体です。社会的にはまだまだ信用は0に等しいでしょう。

 

しかし、代表のむらっち自身臨床心理学を専攻して修士号をとっていますし、我々心理職の内情をリアルに知っています。

だからこそ、記事を寄稿した心理職やMOSSコミュニティに所属している心理職は安心して協力することができています。心理職に理解があり、かつ、今後心理職にも必ず求められてくるであろうITのスキルを高いレベルで有し、バックアップしてくれているからです。

最近は心理職の専門性を活かした事業を起こそうとしている団体を多く拝見するようになってきていますが、この点は他の団体さんにないMOSS特有の強みではないでしょうか?

 

代表だけではなく、他のメンバーも大変優秀な方々ばかりです。

マーケティングやエンジニアリングなど、皆さんそれぞれに強みを持っていらっしゃるようです。

心理職は多分「USP」すら知らない or 意識してない人がほとんどだと思うので、このようなビジネスに特化した団体さんが心理職をビジネス面から下支えしてくれようとしてくださっているのはとてもありがたいことです。

 

MOSSの今後の活躍に期待大ですね!

twitter.com

 

それでは、次の記事でお会いしましょう!

心理職3.0 心理職の持続可能な収益モデルとは?

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リヒト(@r2209)です。
先日、お世話になっている、臨床心理士の徳田勇人先生の主催された会へ参加してきました!

 

 

結論から言うと、行って良かったです。マジで良かった。

 

何が良かったって…

 

あ、興奮してフライングしちゃいそうになっちゃいました。

まずは目次をどうぞ。

 

 

 

心理職の持続可能な収益モデルについて考える

改めまして、リヒトです。落ち着きを取り戻しました。

 

先日、スナックニューショーインという、松陰神社前駅のすぐそばにあるスナックで開催された「心理職の持続可能な収益モデルについて考える会」に参加してきました!

 

スナックニューショーインの情報はこちらから!

note.com

 

今日はそのレビューと、僕の考えるこれからの収益モデルについて考察していきたいと思います。

 

 

心理職は期待されている。が… 

会には臨床心理士公認心理師といった心理職だけではなく、出版社の方や営業の方、経営者の方、エンジニアの方まで、大変幅広い職域の方が参加していらっしゃいました。

 

僕はもちろん心理職としての立場で参加したのですが、心理職ではない方々も「心理職の持続可能な収益モデル」を一緒に考えてくださっていると身をもって知ることができて、なんだかとっても勇気づけられました。

 

と、同時に、

 

「我々心理職は、このような方々の期待を裏切らないように、今まで以上の成長と変化と遂げて、覚悟を決めて心理職を名乗っていかなければならない」

 

そんな風にも思いました。

 

なぜかって?

 

それは、皆さんが心理職以上に心理職の未来を見てくださっていたからです。

 

僕が思うに、皆さんがお話ししていた心理職の話は、「心理職2.0」ないし、「心理職3.0」のお話でした。

 

一方、心理職は未だ「心理職1.0」に留まっている状態と言えます。

 

 

現代社会は3.0の世界

これは完全なる持論ですが、現代社会はあらゆるものが3.0にまで進化を遂げている時代の中にあると思っています。

人間進化、テクノロジーファイナンスなどなど、すべて構造的にはフラクタルに一致しているように思うのです。

 

この流れの中で、心理職の今後も見えてこないでしょうか。

他領域の進化の変遷の歴史をみることで、心理職の今後あるべき姿も自ずと類推できると思うのです。

 

1つずつ見ていきましょう。

 

人間進化の3.0

皆さんの中にも

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

を読まれた方も多いのではないでしょうか?

この本は、いかにしてホモ・サピエンスが地球の支配者になり得たのか、なって果たして幸福になることが出来たのかという壮大なテーマを世界史・生物学・宗教学など様々な観点から考察した、世界で1200万部以上も売れた 超大作です。

 

このサピエンス全史の論考に従えば、まず「認知革命」が起き、我々人類の祖先であるホモ・サピエンスは虚構を作り出すことに成功します。

 

現実の世界から離れ、空想上の物事を互いに複雑な言語によって共有することができたのです。

その力により、ホモ・サピエンスネアンデルタール人など、他の種族を絶滅させ、唯一の絶対的存在になれた。

 

この「認知革命」以降は、人間進化1.0と言っても良いでしょう。

 

 

その後、「農業革命」が起こります。

農業技術が発展することで、人間は遊牧をすることがなく、自給自足が出来るので飢えに苦しむリスクを大幅に減らすことができました。

 

しかし同時に、それが貧富の差を生み出しました。

端的に述べるなら、米を余剰に作り出せる者が偉い、というそんな世界観となったのです。

農業革命によって、人はその「偉い人」をトップとした封建的な世界を構築します。

 

人類は長らくその世界に住み続けました。

トップとなる存在は、祈祷師だったり、王家だったり、天皇家だったり、教皇だったり、政治家だったり、時代や場所により様々ですが、全て中央集権型の社会という点では共通しているのです。

 

これが、人間進化2.0です。

 

 

更に、「科学革命」が起こります。知らないものへの探求が始まったのです。

心理学や社会科学などの学問が発展するのはこの革命以降のことです。

 

最近はインターネット技術の刷新が顕著です。

スマホ一台あれば世界中とつながれます。5Gになれば、スマホだけではなく、ありとあらゆるものがインターネットと繋がるIoTが当たり前となるでしょう。

 

このように、中央という存在がなくなり、自立分散型の社会を構築するようになった人間進化を3.0と言っても良いでしょう。

 

テクノロジーの3.0

これと全く同じことがテクノロジーでも言うことが出来ます。

最も身近な「通信機器」で見ていきましょう。

 

スマホが登場するずっとずっと以前、人びとは「ポケベル」を使っていました。

このポケベルは明かにテクノロジー1.0です。

 

なぜなら、ポケベルは受信専用の極めて閉鎖的な媒体だからです。

 

 

これは、認知革命が起きてホモ・サピエンスという種『だけ』が高速の進化の潮流に乗ることが出来たのに似ています。

 

1.0の特徴は「これだけ」という閉鎖的なシステムにあります

 

 

スマホが登場し、テクノロジーは2.0へ進化します。

スマホさえあれば、特定個人へアクセスすることは非常に簡単であり、相互にレスポンスすることもできます。

 

ただ、情報を交換し合うことを目的とした場合、スマホがないとなかなか難しい。 

 

人間進化2.0が「誰かがトップにいる」であったのと同様、テクノロジー2.0も「スマホがネットワークの中心」となっています。

 

 

そしていよいよ5Gになり、テクノロジーは3.0を迎えます。

先述したように、IoT社会はスマホを超えて、ウェアラブルコンピュータ、つまり腕時計やメガネ、今はまだ存在していない物などがネットと繋がり、電子世界と現実世界の垣根がなくなるのです。

 

このように、どこか中央となるものがなく、それぞれが独立し、かつ、ネットワークを形成している世界が3.0の特徴です。

 

ファイナンスの3.0

お金も全く同じストーリーです。

 

お金の原型は貝や塩でした。ところがこれは極めて狭い環境でしか交換のできない、信用の低い媒体でした。

 

それが、紙幣となり、国というトップが強力な信用を与えることで同一国内ならどこでも同じように使える信用性の高い媒体となりました。

 

そして、今後はフィンテックの時代を経て、ゆくゆくはブロックチェーンのシステムを利用した、全員が全員で信用を担保し合う仮想通貨が主流となり、お金は形を無くすかもしれません。

 

このように、世界は自立分散型の3.0へ進化を遂げるように文化を推進していっているのです。

 

 

心理職1.0

この考えを、心理職にスライドして類推してみると、今僕たちがおかれている現状と、今後求められる「持続可能な収益モデル」も見えてくるのではないでしょうか。

 

公認心理師法」が施行されたのが、僕たち心理職にとっての「認知革命」です。

この資格によって、ようやく僕たち心理職は不安定であった立場が少し固められることとなりました。

 

とはいえ、それはまだ「心理職」全体としてのアイデンティティが創造されたに過ぎず、実態は個人こじんがバラバラな状態で活動をしています。

 

しかもその活動の形態の多くが、非常勤掛け持ちです。

 

あるときは病院のカウンセラー、あるときは学校のスクールカウンセラー、そしてまたあるときは…

 

「心理職」としての責任を負えるようになった一方、まだまだ働き方では個人としての責任を負える立場にはないのです。

 

非常勤掛け持ちの心理師が自身の責任をもって、情報発信をしている場面を想定してみましょう。すぐに個人としての心理職の立場が不安定であることがわかるはずです。

 

もし、何らかの情報を発信し、仮にそれが誤解を招く結果になったとしたら。

Aの職場から「もう来なくていい」と言われ、Bの職場からは「損害賠償だ」と言われ、Cの職場からは「あなたの出身の大学院からはもう実習生はとらないことにする」と言われるのです。

 

このような何重にも重なるリスクを負ってまで、「自分の責任で何かをする」ということが出来るのは本当にごくごく少数の人だけでしょう。

 

極めて閉鎖的で保守的なことしかできません。

僕たち心理職はまだホモ・サピエンスとしての地位を獲得したに過ぎないのです。

 

これが心理職1.0であり、現状の心理職の立場であろうと思います。

 

 

心理職2.0

しかし、少しずつでも良い、少しずつでも良いから2.0に移行していく必要があるように思います。

 

2.0は 「中央集権」が特徴でした。

ある程度リスクを負える存在を中心として、志を同じくする仲間で集まり、その仲間という集団で何かをしていく過程が必要なのではないかと思うのです。

 

そのためには、心理職一人ひとりが「心理職」として埋没しない強い個性を持ち、集団を凝集する力をつけることが大切です。

 

個性を持つ、と言ってもそんなに難しいことはありません。元々みんなそれぞれが個性的な存在だからです。

 

最もシンプルな個性の出し方の一例は、SNSで顔を出して実名で情報発信をしていくことでしょう。

 

「おいおいリヒト、お前、確かにTwitterは顔出ししてる。けど、それだって加工してるだろ。それに実名じゃないだろ?」

 

ええ、そうなんです。それを言われると大変痛いところなのです。僕もまだ1.0の心理職なのです。まあ、1.5くらいかな。

 

1.5程度なので、偉そうなことは当然言えませんが、ただ、言っていることはおわかりいただけるのではないでしょうか。

 

実際、「心理職の持続可能な収益モデルについて考える会」に上がった議題の1つがこれでした。

 

「顔もわからないカウンセラーに、誰がカウンセリング受けに行きたいと思うの?」

 

です。

 

自分がクライエントの立場ならまさしくその通りです。

 

カウンセリングルームによっては、ホームページに地図すら載っていないところもあります。心理職1.0は極めて閉鎖的な世界観なのです。

 

 

どんどん自己の責任で情報発信をし、そしてそれを許容できる文化を創っていくことが、今の僕たち多くの心理職1.0の心理職がやっていかなければならないことだと思います。

 

 

 

ここではもう1つ、心理職一人ひとりが「心理職」として埋没しない強い個性を持つための方法を挙げたいと思います。

 

それは「かけ算をする」ということです。

 

頭がいいことだけを己の自信としている人は、東大に入ると気持ちが落ち込むそうです。

なぜなら周りはみんな頭がいいから。その環境では、突出した自分を表現できないのです。

 

これと同じで、心理職の中にあって「心理職です」と言っても、個性は発揮できません。

かといって「占い師です」と言っても、個性は出るかも知れしれませんが、それはもはや心理職ではない。

 

ですが、「心理職で占い師です」と、かけ算にするとどうでしょう?非常に個性溢れた「その人だけ」というオリジナリティがでます。

 

 

もちろん、心理職と占い師とでは求められる役割が異なり、時に相反するものですから、掛け合わせ方には工夫が必要でしょう。

 

例えば、心理職としてクライエントの前に座っているのに、「あなたには死相が見えます。このツボを買うとよくなりますよ」と言えば、一発アウトでしょう。

 

占い師としてお客さんの前に座っているのに、いきなりTEGを初めても、それは占い師として問題でしょう。

 

しかし、例えばスクールカウンセラーが休み時間などに、遊び感覚で子ども達の手相を見てあげたらどうでしょうか?

きっと、カウンセラーという存在が子ども達にとって身近になり、チャンス相談の機会が増えることでしょう。

 

物事は活かしようです。

 

 

このように、「かけ算をする」は個性を発揮するのに比較的簡単な方法となるのです。

 

「心理職の持続可能な収益モデルについて考える会」にも、個性を持った人が集まっていました。

 

ある人は「心理学 × 仏教」

この方は、例えば「マインドフルネス」などの共通項から面白いことが出来るかもしれません。

また、これは意外な発見だったのですが、お寺には普段使っていない部屋が結構あるみたいです。

 

お寺って、コンビニの数より多いんですよ?

 

使われていないデッドスペースを、仏教に理解あるカウンセラーとお寺の雰囲気にも癒されたいクライエントとのマッチングに使えると…

 

ものすごいシナジーと可能性を感じませんか?

 

 

ある人は「心理学 × IT」

この手のタイプは結構いらっしゃいました。

テクノロジーの進化は止められませんからね。心理職もテクノロジーの力を活用していくことがますます求められるでしょう。

業界的に、今は「心理職であり、かつIT技術を持っている人」へのニーズが爆上がりしているそうです。

確かにそんな人は少数でしょうからね。

 

とはいえ、小学校でも「プログラミング」が必修化されたわけですから、今から勉強しても遅くはないはずですし、活用できることが当たり前になる時代になるでしょう。

基礎を勉強するのも悪くない選択肢かもしれません。

 

 

 

話は少し変わりますが、実は僕には「カウンセリングの敷居を下げる」ためにやりたいことがあります。そのためのコンテンツもある程度できています。

 

イデアをパクられたくはないので詳しくは言えませんが、ライ◯ップがやったようにビフォーとアフターを呈示することで、「カウンセリングを受けるとこんな風になれるんだ」という強烈な印象を動画で示したいのです。

 

「カウンセリングの敷居を下げる」も「心理職の持続可能な収益モデルについて考える会」であがった議題の1つでした。

 

「カウンセリングにどんなとき行ったら良いの?」

「行ったとして、どうなるの?」

 

この辺りがわからないのに、カウンセリングに行けるはずはないですよね。

この辺り、僕たち心理職はまだまだ情報発信不足だと思います。

 

だから、この現実を少しでも打破したいのです。

 

しかしそれには動画やアニメーションの作成など、僕には足りないITのスキルが必要です。

このアイデアをある人に相談したら、「0の知識からやるのには、金銭的、時間的、労力的コストがかかりすぎる」ということでした。

 

ですよね…

 

それに、もし作成したとしても、残念ながら僕には訴求力がないのです。

 

その点、どこか大きな組織と共同でやれば、その組織の信用力と資金力でこの問題をカバーできるかもしれません。

 

カウンセリングにはどうしてもセラピストとクライエントの最低二人が必要なので、例えばそのクライエント役にアイドルなどを起用すれば、その知名度を使って動画の広告になります。

 

 

これらは僕個人で出来ることではない。

誰か、上記に興味がある方がおられましたら、ご連絡お待ちしております!!

 

 

話を「かけ算」に戻して…

 

ある人は「心理学 × FP」、なんて人もいましたね。

これは迷走系ですね。一体どこに向かっているんでしょうか。なぞです。

 

 

…ま、というかこれ、僕なんですけどね。(笑)

 

ただ、心理職とお金の問題ってホント切っても切れない関係にあると思うのですよ。

なのに、どうしても「清貧の思想」が根強くあるからか、お金の話をみんなしたがらない。

 

まあ、心理職1.0の時代にあっては仕方がないのだと思いもしますが。

 

お金はすぐに人をダークサイドに落とします。

ダークサイドに落ちた人たちからの心ない言葉に傷つき、自分もダークサイドに落ち、問題を起こし、多方面から責任を問われる。

 

そんなリスクを負ってまで、お金の話をしたがる人はほとんどいないでしょう。

 

 ある有名な心理臨床家すらこんな主旨のことを言っていました。

 

「どんな素晴らしい行いも、それを収益化しようとしたら、その瞬間に素晴らしくなくなる」

 

心理職は全体的にこの暗黒面の呪いにかかっています。

 

 

どうして収益化したら素晴らしさがなくなるのでしょうか?

僕には意味が全く分かりません。

 

この主張が正しいとしたら、高給と言われている弁護士や医者の仕事は素晴らしくないことになります。

ディズニーランドは相当儲けているでしょう?でも、今でもこれからも夢の国です。

 

収益化と素晴らしさは問題なく両立するのです。

 

この2つを相反するものだと考えることこそ、ダークサイドです。

 

May the Force be with you!!

 

 

ちょっとPRをさせてください。

ところで、誰が読んでくださっているかわかりませんので、僕個人の「かけ算」を他にもご紹介します。

 

僕は「認知行動療法」と「対人関係療法」を使ったカウンセリングを普段メインで行っています。

心理職の中でもこの2つを両方とも扱っている人は少ないのではないでしょうか?

両者ともエビデンスがある方法として認められているものです。

 

あなたのカウンセリングルームにこんな心理職は一人いかがですか?

認知行動療法」と「対人関係療法」の両方のエッセンスを踏まえた本も書けます。

 

 

僕は小説やマンガを除いても、年に100冊以上の本を読んでいます。その生活をもう10年以上続けています。

知識の量は相当であると自負しています。

 

あなたが何か記事を書く必要があれば代行できます。監修をすることもできます。

知識量を活かして、何らかの教育系コンテンツの作成もできます。例えば、公認心理師の模擬試験なのです。

 

もしあなた様が僕に興味を持ってくだされば、ご連絡ください。何らかのお力になれるのではないかと思います。

よろしくお願いいたします。

twitter.com

 

 

心理職3.0

次は心理職3.0への移行が必要です。

 

3.0とは「自立分散型の社会」でしたよね。

 

ここから類推すると、心理職3.0はこのようになるのではないでしょうか。

 

つまり、心理職2.0である程度集団を凝集する力を持った人が増えてきたら、その人やその集団を1つのハブにして、ハブ同士を等価で結合するネットワークを作っていく。

 

 

 

この、「等価で結合するネットワーク」こそが、心理職3.0です。心理職の未来の形だと思います。

 

 

この世界観を実現するためには、仮想通貨でいうブロックチェーン技術に対応するプラットホームが欠かせません。

 

心理職同士のシナジーを作り出すための環境、心理職とクライエントの最もよいマッチングを実現させるための環境、そのための情報を共有するための環境。

 

こういった環境は、心理職を良く理解してくださるITに強い協力者が不可欠です。

 

ここまでくると、さすがに心理職の専門性を超えているし、なかなか「かけ算」で太刀打ちできるレベルでもありません。

 

 

具体的な手法としては、心理職のe-コマースでしょうか。

 

e-コマースとは、まぁ、言ってみればネットショッピングのことです。

Amazonで買い物したり、メルカリで要らないものを売ったり。

 

ただ最近はもっとブランド・ロイヤリティを高めるために動画等を駆使した、お客との情報の非対称性がない方法が流行っているみたいです。

 

例えば、アイドルが自分が普段使っている化粧品を使って化粧をし、そのライブ動画を流している間に商品を売り買いするとか、農家さんが自分の作った野菜を収穫しているまさにその瞬間に、その野菜を売り込むとか。

 

消費者からすれば、誰がどんな使い方をしてどういうアウトカムがあるのかがダイレクトにわかるので、とても安心して買い物が出来るのです。

 

これを心理職も取り入れる必要があるように思うのです。

 

誰が、どんなことをして、どういう結果をもたらしてくれるのかをインターネットの力を使って発信していく。

その嘘偽りのない姿をクライエントにアセスメントしてもらい、契約を結ぶ。

 

自分たちのことを「商品」というと聞こえは悪いですが、しかし、「選ばれる対象である」という意識は必要になってくるのではないか。僕はそう予想しています。

 

 

そして、もう1つはサブスクでしょうか。

今やあらゆるものがサブスクです。動画コンテンツはもちろん、マンガや本、車までサブスクの時代です。

 

心理職も、個人や企業とサブスク契約を結び、双方の時間のマッチングでカウンセリングをしていくことも大切でしょう。

従来の心理職の常識では「構造」を強く意識しますので、始めは「双方の空いた時間に」「それもサブスク契約で」というのには抵抗があるかも知れません。

 

しかし、時代は変わります。どんどん心理職も変わる必要があるのです(と、実名ですらない弱小ツイッタラーが申しております)。

 

 

会があったのが昨日の今日なのでまだまだ荒削りな考察ですが、会自体はとても刺激的でしたし、考えることが多くありました。

また、考える方向性もまだまだわずかな光ですが見えてきたように思います。

 

今後も同様のテーマで会が開かれるようなので、積極的に参加していきたいなと思っています。

 

 

まとめ

では、今日のまとめです。

 

あらゆるものは、閉鎖的システムから自立分散型システムに移行する流れにある。

心理職もその観点から今後の働き方(収益モデル)を考えることが出来る。

今はまだ心理職1.0なので、早く2.0を通過し、3.0になる必要がある。

個性を出すのが2.0のスタートライン。

3.0は他職種、特にIT系の人たちとの連携は必須。

 

 

以上です!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

※この記事は、まだまだ荒削りで加筆修正したくなる点も出てくるかも知れません。

その場合は予告なく変更する場合がありますので、ご了承ください。

 

ではまた!!