心理職でもできる資産形成と運用

心理職でもできる資産形成と運用

FP×心理Thによる資産にまつわるアレコレのお話

このブログについて

  

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初めまして!リヒト(@r2209)といいます!

 

臨床心理士&公認心理師です。

他にも精神保健福祉士産業カウンセラーの資格も持っていますが、基本的には医療領域で心理職として働いています。

 

このブログは、少しでも同業者の方々が抱く不安の解消に繋がればと思ってはじめました。

 

その不安とは…、、ずばり、資本(主にお金)のことです。

 

 

 

このブログを立ち上げたわけ

僕たち心理職、特に臨床心理士は大学院に行かないと取れない資格です。ですので、世間的には専門性が高い職種と考えられています。

 

専門性が高い仕事と聞いて、他にどんなお仕事をイメージしますか?

医者や弁護士、会計士、パイロット。

みんな高給取りというイメージも伴う職種ですよね。

 

では、僕たち心理職というと 

実はそれほど年収は高くないのです……。

 

平均年収.jpのサイトを参考に挙げておきます。

heikinnenshu.jp

この記事によると、僕たちのお給料の平均推移は300万円〜400万円前後となっているそうです。

 

僕はこの現実に危機感と悲しみを感じています。

僕たちの仕事は患者さん(僕たちは彼らのことをクライエントとお呼びしています) の福祉に貢献することです。

 

そんな僕たちがお金の心配を常に感じながら仕事をしている現実に違和感を感じるのです。

だって、自分たちの基盤がしっかりとしていない中で、どうやって満足にクライエントを支援できるのでしょうか……?

 

僕はこの危機感と悲しみを少しでも乗り越えるためにと、お金の勉強をはじめました。ファイナンシャル・プランナーの資格の取得を目指したのです。

 

このブログでは、ファイナンシャル・プランナーの資格習得を目指す過程で知り得た情報をお伝えしていこうと思っています。

 

ちなみに、僕が勉強に使ったのはこちらの教科書です。とってもわかりやすいし、資格をとるつもりが無い人にもオススメです。

独学が苦手な方はこちら↓

FP通信講座のお申込み

 

心理職にとってお金の話はタブーだった

 僕たち心理職は、みんなこの仕事に“やりがい”感じています。

もちろん僕自身もやりがいを持ってこの仕事をしています。

 

ただ、この「やりがい」を僕たち心理職は心のどこかで「お金が満たされなくてもいいことの言い訳」にしてしまっていたのではないかと思います。

 

もちろん、お金のために人助けをすることはとても卑しいことであり、僕も「それはちょっとな」と思います。

 

このブログを通じて僕と同じ心理職の方々に伝えたいのは、年収に期待できないからこそ(もちろん、ここを諦めていいわけはありません。ただ、現実的に急に改善を求めることは難しいでしょう)、自分たちで資産形成とその運用をしっかりとし、自分たちの生活の基盤を盤石な物にしておく必要がある、ということです。

 

資産形成と運用とは、お金儲けの方法ではありません。

資産形成と運用とは、将来の予期せぬ経済的な不安に備え、そのリスクから自分と家族、そしてクライエントを守るための方法です。

 

このブログについて

このブログは、主な読者として心理カウンセラーの方々を想定しています。

ですので、できるだけ心理カウンセラーの方だからこそイメージしやすいような記述を心がけたいと考えています。

 

とはいえ、資産形成や運用は僕たち生活しているみんなにとって重要なことであり、その他の方々が読んでも参考になるものにしていければと思っています。

 

 

 これから、資本形成と運用について「守る」「稼ぐ」「育てる」という三つの視点から少しづつまとめていきたいと考えています。

 

このブログでいう「資産」とは

先述までで述べた「資産」は主にお金が関係する「経済的資産」のことを指していました。

けれど、話が進んでいけばいずれ「経済的資産」以外の資産についても話できればと考えています。

 

その資産とは「身体的資産」と「対人的資産」です。

身体的資産とは、「身体が資本」と言われるのと同じような意味合いであると考えて欲しいと思います。つまり、身体が健康で、専門職として働けるに堪える知識がある状態のことを指します。

 

対人的資産とは、家族や友人などのコミュニティとの結びつきについてです。

 

これら三つの資産は相互に関係し合っています。

お金があっても身体が不健康だと楽しい使い方はできないかも知れませんし、友達がいなければ楽しい時間を共有できないかも知れません。

 

身体が健康でバリバリ働けたとしても、お金が不足していれば働く時間に自分の時間が盗られ、友達との付き合いができなくなるかも知れません。

 

友達が多くいても、身体が不自由だと思うように会いに行けませんし、お金もかかってしまいます。

 

このように、どれもなくてはならない資産です。

ですから、このブログでは「経済的資産」を中心にまとめはしますが、他の資産についても触れていきたいと思っています。 

 

よろしくお願いいたします!

 

 

【受かる秘訣を】次こそは!公認心理師に絶対合格したい方のための書籍紹介!【お教えします】

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リヒト(@r2209)です。
今回は、「次は絶対に受かるぞ!」という気合い満々な方々に向けて、公認心理師試験対策になる書籍を独断と偏見に基づいてご紹介したいと思います!

 

 

はじめに

アイキャッチ画像に使った結果通知は、僕が第1回公認心理師に合格した時に送られてきたものです。

四捨五入すると、ギリギリ8割取れてるっていうような得点ですね。

 

もちろん、もっと高得点で合格された方もいるかと思いますので、正直載せるのに抵抗がありました。

が!皆さんの本気の覚悟に応えるためには、これくらいは必要かと思い、思い切って載せました!

 

ただ、公認心理師は6割得点を取れば誰でも合格できますので、そういった意味では、ギリギリでも8割取れていれば、まあ、安泰という得点圏でしょうか。

 

ちなみに、第1回よりも第2回の方が合格率は低かったのですが、僕は第2回目の方が高得点を取れました。

 

といってもやはり8割程度ですが。

 

合格率の低さは、テストの信頼性の問題と言うよりも、受験生の母集団の違いを反映しているように思われます。

 

 

参考書選びの基準

こんなことを言うと「おいおい大丈夫かよ」と思われるかも知れませんが、僕は公認心理師試験の勉強をほとんどしていません

 

さすがに、「公認心理師の職責」など、公認心理師試験独自の問題はおさえましたが、それ以外にはまったくと言って良いほど対策本を読んではいません。

 

というか、第1回目だったので、そもそも対策本がたいして無かったのです。

そういった意味では、今は公認心理師の対策本が溢れ返っているので、却って受験生は混乱されているのではないかと思い、少しかわいそうな気もしますね。。。

 

 

 

第2回目を自主的に受けた時は、僕には合否は関係なかったので、当然試験対策の勉強はなおのことやっていませんでした。まさに1秒もやっていません。

 

それでも8割の得点を取ることが出来ました。

 

どうしてほとんど試験勉強していないのに8割の得点を取れるのか。今日は、その秘訣をお伝えしたいと思います

しっかりと以下に述べることを実践すれば、8割は行かなくてもそれに近い得点で合格できると思います。

 

この安定圏の得点で合格するには、一つのルールがあります。

 

それは…対策本をやらない、というルールです!!!

 

 

ちょっと何言ってるかわからないですよね。

でも、これはとても大切なことです。

 

皆さんが公認心理師になりたいのはどうしてですか?

心理師としての業務にあたるに耐えるだけの専門性が自らにあることを公に証明したいから、ですよね?

 

もし、「資格さえ取れれば良い」と思っていらっしゃるのであれば、、、

ここまで読んでいただいて大変申し訳ないですが、以下に書いてあることはあなたには無価値なのでここで読むのを辞めて、気に入った対策本でも探してきてください

 

 

 

資格さえ取れればそれで良いのであれば、対策本はギリギリ6割狙って合格するのにはこの上ない有益なツールですから、それだけをやれば良いと思います。ギリギリでいつも生きていたいなら。

 

しかし、僕はそんな「プロ」と「素人」のグレーゾーンの人に僕と同じ専門家を名乗ってほしくないなぁと思っています。

注意:合格点ギリギリだった人をグレーゾーンと言っているのではありません。対策本をやって一時的に合格点ギリギリになる実力で満足してしまっているような人をここではグレーゾーンと言っています)

 

いや、別にその人を否定するつもりはありません。

人にはそれぞれ考え方があります。たんに対策本だけで間に合わせようとする人と僕とはあわないな、と言う話です。

 

 

 

ですが、ここまで読んでくださった方は違いますよね?

資格を取るのはあくまでも通過点であって、「専門家」として明確な自分を築きたい人たちだと信じています。

 

そんな志が高い人たちにこそ、「公認心理師になった後もずっと使えるもの」を使って欲しいのです。

 

 

ごめんなさい。

ちょっと熱くなってしまいました。しかし、僕たちの仕事は自分の知識や努力が、クライエントの福祉に比例的に直結していくと僕は考えているのです。

 

勉強は無駄にならないばかりか、クライエントの福祉に貢献できる。そう考えれば熱くもなります。

 

 

厳しいことを言いますが、公認心理師に落ちた方は、クライエントの福祉に貢献できる度合いはまだまだ低いのかも知れません。

対人援助職は「気持ち」も大事ですが、それと同じくらい「知識」も必要なのです。知らないことは出来ないからです。

 

でも、今はそんな自分だとしても、諦めたくない。そう思っているからこそ、わざわざここまで読んでこられたのですよね?

 

だったら大丈夫。

今から勉強すれば良いのです。

 

第3回目の試験は、噂だと5月に実施される可能性もあるとのこと。

「終わったばかりだから、後一年ある」と余裕ぶっこいてたら痛い目に合います。早めは早めに手をうっていきましょう!

 

 

基礎心理学

先ずはなんと言っても基礎心理学です。

これをしっかりとおさえなければ公認心理師試験には受からないでしょう。

 

僕がお勧めする参考書はこちらです。

まずはこれ。絶対にこれ。誰がなんと言ってもこれ。

このレベルはなんとしてもおさえてください。

 

そして、こちらも必ず読み込んでください。

「なんでわざわざ二冊も?」と思われたかも知れません。特に二冊目はかなり分厚いですから、気持ちがなえてしまうかも知れません。

 

しかし、一冊の教科書で全てを網羅することなんて不可能なのです。

それぞれのテキストに良いところ、そうでもないところ。詳しいところ、あっさりした説明のところなどムラがあるのです。

 

公認心理師試験は「え?ムラがあるテキストで勉強しちゃった?じゃあ、ここは出さないようにしてあげるね」とは絶対に言ってくれません。

だから、自分の努力でムラを埋めるしかないのです。そのためにはどうしても複数冊読む必要があります。

 

対策本を読むことに決めた人はもうここまで読んでないでしょうので言ってしまいますが、対策本はどれも「最大公約数」的なことしか書いていません。

ですから、こっちに書いてあったことはそっちにも書いてあるし、そっちに書いてないことはこっちにも書いてないなんてことがざらなのです。

 

だから、対策本を何冊やってもあまり意味はありません。多分、対策本だけを読んで受かる人は運がいいか、読まなくても受かった人です。

 

上記テキストは試験のことなんて考えて作られていませんので、良い意味でそれぞれに偏りがあるのです。

 

 

まだ終わりではありません。まだやらないといけないテキストはあります。 上記二冊はこいつを倒すためにやったと言っても過言ではありません。

正直言って、これは相当難しいです。ですので、出来ればやって欲しいのですが、どうしても時間が足りない場合は諦めてもいいです。

でも、公認心理師試験はここに出てくるレベルの知識も問われていています。特に、得点の配点が高い事例問題で

 

基礎心理学の知識が必要な事例問題は、この「シケシン」レベルの論述ができるくらい知識を落とし込んでないと、似た意味を持つ引っ掛けの選択肢にまんまとやられます。

 

たまに「事例問題で稼ぐ」と言ってる人がおり、その中の一部には臨床心理士試験と同じ感覚でいる方がおられるようです。

 

ですが、臨床心理士試験と公認心理師試験は別物です。

 

事例問題を「臨床心理学の知識で解ける」と思ってると計算が狂うことになるでしょう。

公認心理師試験では、事例問題にも基礎心理学の知識が問われるのです!

 

得点の配点が高い事例問題を捨てるということになりかねませんので、本書をやらなかったとしたら、残念ながら合格からその分遠のくと思ってください。

 

 

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以上をやれば、ほとんどの基礎心理学はカバーできると思います。

 

 

しかしながら、公認心理師試験には上記以外からも出題されます。

 

それが、「公認心理師の職責」「社会保障論等に関わる法律」「教育心理学」「産業・組織心理学」「統計・研究法」「検査」「DSM–5」などです。

 

順番に見ていきましょう。

 

 

公認心理師の職責と、社会保障論等に関わる法律

公認心理師の職責ばっかりは公認心理師法が登場する以前からあるテキストに頼ることはできませんので、大人しく対策本に頼るしかありません。

これ一冊をおさえれば、職責と法律はとりあえず大丈夫でしょう。

 

ただ、社会保障論が弱いように思います。年金とか健康保険とかのあたりですね。

手前味噌で恐縮ですが、この辺はこのブログでも記述しているので、参考になさってください。

 

 

 

 

教育心理学

公認心理師試験の教育分野にまつわる問題は、その領域で既に勤めたことがある経験が無いと結構難しいものが多く出題されます。

一般的な教育心理学の参考書を読んでも太刀打ちできません。ですので、他領域で働いていたとか、現場経験の無い人には酷です。

 

なので、相当マニアックなテキストを読み込む必要があるでしょう。僕が唯一お勧めできるのはこちらです。

僕自身もあまり教育分野には明るくないですが、こちらは最新の指導要綱なんかもフォローできるので、オススメできる一冊です。

ただ繰り返すように、ちょっとマニアックです。

 

 

産業・組織心理学

産業・組織心理学の良い参考書は寡聞にして知りません。

ただ、公認心理師試験の問題をカバーする程度ならコミュニティ心理学の本を一冊読んでおけば充分です。

オススメはこちら。

公認心理師試験にはストレスチェックに関する問題は頻出しているみたいですので、それ対策にはこちら。

こちらを読むだけでも充分かとは思いますが。

 

 

統計

先ほど、よくわかるシリーズを紹介しましたが、よくわかるシリーズは本当によくわかるのでオススメです。

統計に関しても、もれなくよくわかります。

統計は大昔に僕が別で作っていたブログの記事も参考になると思いますので、リンクを貼っておきます。

clinicalpsychocommu.blog52.fc2.com 

clinicalpsychocommu.blog52.fc2.com

clinicalpsychocommu.blog52.fc2.com

 

 

検査

検査は色んな領域で使う色んな検査が出題されるので、「知らない検査を作らない」のは不可能と思ってもらって良いかと思います。

検査に関しては、今後公認心理師試験に特化した対策本がでることを期待したいところですが、今のところは無いので仕方が無いですね。

 

非常に分厚いですが、現状お勧めできるのはこちら。

さすがにこれをやっても、試験中の「こんな心理検査知らない!現象」をゼロにすることは出来ないかと思いますが、その出現可能性を大幅に下げてくれると思います。

検査が苦手な人は一度は目を通したいところです。

 

 

DSM–5

DSM−5の診断基準に基づく精神医学の問題も頻出します。

ですが、ラッキーなことに、これに関してはドンピシャなテキストがあります。

公認心理師試験には、薬の副作用など薬理学も問われることが多いですが、これをやっておけばその辺もカバーできます。

これはまさに公認心理師になってからも大変役に立つ一冊ですから、手に入れて欲しいと思います。

 

 

念のため、臨床心理学も…

公認心理師試験で特に重要となる心理学は臨床心理学だと思います。

 

もちろん、先述した基礎心理学を勉強する時に使ったテキストでカバーできるとは思いますし、「言われなくそこは大丈夫だよ」って方も多いとは思うのですが、心配性の方のために、一冊オススメをお伝えしておきます。

この一冊は公認心理師になってからも繰り返し読むことになると思いますので、是非ゲットしてください。

本書はちょっと特殊で、もし「大学院受験に使える本を教えてください」と言われたら、僕なら本書はお勧めしません。もっと違う「よくわかる臨床心理学」などを勧めます。

 

本書は、公認心理師に必要なエビデンスはもちろん、ナラティブを踏まえた柔軟な姿勢、恊働、研究の知見などを網羅しているため、現場でこそ使える知識を得たい場合には全力でお勧めできる一冊になっているのです。

 

 

勉強法

以上を丹念に読み込めば、公認心理師試験は8割近い得点で合格できると思います。

上記したものを全部揃えたとしても、予備校に行くことに比べればずっとコストは低いでしょうし、受かった後からでも繰り返し使えるので投資としては申し分ないと思います。

 

数人の知人と勉強会をするのであれば、貸し借りして読むのも良いかも知れません。

 

 

ただ、せっかくいいテキストを使っていたとしても、勉強法を間違えると意味がありません

 

そこで、僕がお勧めする勉強法をお伝えします。また、頭に入れておきたい原則もありますので、それについてもご紹介します。

 

おすすめ勉強法

まずは勉強法についてです。

僕が実際にやっていて、とても効果がある方法は、ずばり、「人に教える」です。

これ以上に効果がある方法を僕は知りません。

 

人に教えるためには分かりやすく、論理的に説明する必要があります。

それに、「相手は何が分からないのか?」を想像することで、翻って「自分は何が分からないのか」を知ることが出来るのです。

もし、相手にうまく説明できない箇所があれば、それはあなたが分かっていないポイントなのです。

 

この方法だと、自然とインプットとアウトプットのサイクルを回し続けることが出来るので、記憶への定着率も相当になります。

 

 

「自分には教える人が周りにいないよ」と言う方、安心してください。

 

別に本当に教える必要はありません。

 

もちろん、実際に教える方が効果が高いことは否定できません。でもいないなら仕方が無いですよね。

 

その場合は、テキストを一章読むごとに本を閉じて、今読んだ箇所を誰かに教えているのを想像するのです。

そうすると、「あれ?もっと色々勉強したはずなのになんだっけ?」「あー。理解していると思ったのに、意外と説明できないな」と悔しい気持ちになると思います。それがいいのです。

 

人間は感情を伴う出来事の方がより記憶に残りやすいのです。

 

 

その他にも、色々とオススメの勉強法があります。

こちらも昔書いたブログの記事がありますので、参照してみてください。

clinicalpsychocommu.blog52.fc2.com

 

 

間違っても「ノートにまとめる」なんてことはしないでくださいね!

 

人間は繰り返し繰り返し学習しないと記憶できないのです。

何回も何回も超高速でノートを取れる方なら別ですが、普通ノートにとる機会なんて一回程度でしょう。

 

リハーサルってご存知ですよね?

多分、心理学を学ぶ中で知った知識だと思います。

だったら、せっかくなのでその知識を自分のためにも使いましょう!

 

人間の脳は基本的にノートを一回とったくらいで覚えられるほど都合の良いつくりにはなってないのです、残念ながら。

 

 

もし、どうしても何かしら手を動かして書かないと不安だ!という方がいるならマインドマップを書いてください。

マインドマップとは、こんな感じのものです。

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これは僕がFP2級の勉強をしていた時にとったマインドマップです。字が汚くてすいませんw

 

こんな感じで、あたかもニューロンが結合するかのような形で、各用語や覚えたいことをクラスターにまとめていく方法がマインドマップです。

この方法なら、一回書いて数回ボーッと見つめるだけで覚えられます。

 

勉強時の原則

続いて、勉強時に覚えておくとよい大原則をお伝えします。

 

皆さんは、パレートの法則ってご存知ですか?

これは単なる経験則ですが、非常に的を得た法則です。「80対20の法則」の方が聞きなじみがあるかもしれません。

 

結果の80%は20%の原因から生じているという法則です。

 

例えば、富の80%は、人口20%の富裕層によって保有されているとか、

作家の20%が、ベストセラーの80%を独占しているとか、

働き蜂の20%しか働いていないとか、

 

そういう法則です。

 

これは勉強する時にも当てはまります。

つまり、20%の勉強で、結果の80%が決まってくる、ということです。

 

これから勉強する分野の本質の20%はどこにあるのかを見極めましょう。

全ての分野で100%を目指すなんて、非効率この上ないのです。そんなことをしてしまったら、勉強時間や労力の80%が失われるのです。

 

本質である20%に対して、80%の時間と労力を使うのです。そうすれば、結果は80%になるわけです。

 

この記事ではたくさんのテキストを紹介しました。

しかし、一冊一冊を全て丸暗記する必要はありません。その一冊にある本質の20%に注力しましょう。それだけでいいのです。

 

結果の80%はそこに眠っています。

 

 

実際、僕の得点を見てください。

第1回も第2回も、8割だったじゃないですか。

 

 

ここまで読んでくださったあなたは、諦めさえしなければ絶対に合格します。

僕に出来ることなら、お手伝いもします。困ったら、Twitterのこのアカウントをフォローして、リプなりDMなりをください。

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応援しています!!!

ちょっと待って!運動前のストレッチは危険がいっぱい!

Cat, Tired, Yawn, Stretch, Domestic Cat, Pet, Brown Red

 

イッチニ!サンシ!ゴーロク!シチハチ!

 

お!運動おわり?今日はどんなメニューだったの?

 

は?何言ってるんですか?ストレッチしてるんだからこれから運動するに決まってるじゃないですか。

 

ココロちゃん、今って何のためにストレッチしてた?

 

そんなの怪我しないためにきまってるじゃないですか。

 

いや、その認識は間違ってるよ!運動前にストレッチしたら却って怪我しやすくなるんだから!

 

な、なんだってーーー!?

 

 

 

ストレッチの目的は?

ココロちゃんがやっていたように、運動前にストレッチをする人多いですよね。

 

ストレッチをする人たちの目的は、恐らく、筋肉をほぐし、怪我を防ぐことだと思います。

 

というか、もはや運動前にストレッチをするのって常識でしたよね。

僕も小さい頃に体育の授業で最初にストレッチをさせられたような記憶があります。

 

それくらい、運動前にはストレッチというのは基本中の基本として知れ渡っていました。

 

 

ところが、残念ながら、運動前の身体が温まっていない状態で無理にストレッチをすると、筋肉の筋や関節を痛める原因になることが最新の研究で知られるようになってきたのです。

 

つまり、運動前にストレッチをすると却って怪我をしやすくなる、ということです。

 

このような、筋肉を伸ばしてしまうストレッチのことを静的ストレッチといいます。

 

静的ストレッチの有害性は、怪我をしやすくなるだけではありません。

 

 

様々な研究によると、静的ストレッチを行うと、行わなかった時に比べて運動のパフォーマンスも低下することが分かったのです。

 

理由は、静的ストレッチによって筋肉を必要以上に伸ばしきってしまうからです。

バネだってゴムだって、伸びきっしまったら使い物になりませんよね?それと同じことが僕たちの筋肉にも起きてしまうのです。

 

もう少し専門的に言うと、静的ストレッチをすると身体がリラックスしてしまって、副交感神経が優位になるということです。

運動は交感神経を使って行うものですから、拮抗反応が生じてしまいます。

 

まさかストレッチをすると逆効果だったなんて…

 

 

運動前に何をしたら良いか

静的ストレッチをすると、望んでいた効果とは逆の効果を得てしまうことがわかりました。

 

では、運動前にはいったいどんなことをしたら良かったのでしょうか?

 

静的ストレッチの問題点の一つは「身体が温まっていない状態」で行うことでしたよね?

ということは、身体を温めるエクササイズを行うとよい、ということです。

 

ここで登場するのが、動的ストレッチです。

簡単な有酸素運動だと思ってくれれば、理解としてはちょうど良いかと思います。

 

ラジオ体操みたいな?

 

まさしくそうです!

ラジオ体操のような比較的負荷の少ない運動をすると身体が温まり、パフォーマンスも向上することが知られています。

 

 

静的ストレッチの効果的な使い方とは?

じゃあ、静的ストレッチはまったく意味の無いことなのか。

 

いえ、そんなことはありません。

 

激しい運動した後のクールダウンとして、静的ストレッチは最適なのです。

筋肉は疲労すると収縮する性質があるのですが、これを静的ストレッチによって伸ばしてあげることで血流がスムーズになり、疲労の回復に繋がりやすくなるのです。

 

ああ、だから冒頭でリヒトさんは「今日はどんなメニューだったの?」って聞いてきたんですね。

 

そういうこと。

 

また、静的ストレッチは副交感神経を優位にするのですから、リラックスしたい時、例えば、睡眠前などに行うのも良いでしょう。

 

 

まとめ

ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチがあるけど、運動前に静的ストレッチをやると怪我するのでやっちゃダメ!
運動前は動的ストレッチで身体を温めよう!
静的ストレッチは運動後と就寝前がオススメ!

 

せっかく健康になろうと運動しているのですから、怪我したらもったいないですよね。ぜひ今後は動的ストレッチを運動前に取り入れてみてくださいね!

 

運動後には、プロテインの摂取もお忘れなく!

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女性にオススメ

相談援助職の「伝わる記録」

伝わらない記録は「伝わらない」ことだけが問題なのではありません。その記録で伝わらなかった支援は「やっていないこと」と判断されてしまうのです

 

 

以前Twitterで読んでいることを報告したら、興味を持ってくださる方が結構おられましたので、詳しめにレビューします。

 

本書はただ、「まとまりのよい読みやすい記録」を書くためのマニュアルではありません。

それよりもずっと本質的なことが書かれています。

 

まずは、「何の為に」「誰のために」記録を書くのか、をおさえることが重要です。

 

「何の為に」「誰のために」と聞かれて、皆さんだったらどんな事柄をイメージしますか?

 

「支援を客観的に振り返るため」

「自分のため」

 

 

色々答えがあると思います。そして、それらに不正解だというものはないでしょう。

 

しかし、記録をまとめる上で絶対に忘れてはいけないことがあります。

それは、

「これ」と思った判断ですべての情報の説明がつくか、自分の取った対応や介入が判断に合っているか説明がつくか、専門家として取ったアクションの裏付けを記録に残すこと

P11 

 であり、

三者に読まれるため

P11 

 という視点です。

 

「そんなの当たり前じゃないか」と思われた方もいらっしゃるかと思います。

ですが、当たり前のことであると思えることと、できているかどうかはまた別問題です。

 

本当に自分は上記を意識した記録が書けていると自信を持って言えますか?

 

正直に言います。

 

僕は「できている」と思っていました。そう、本書を読む前までは。

 

本書には、

「利用者、家族、弁護士」や「裁判官、裁判員」も読むかもしれない、という気持ちで記録を書くよう、意識していただきたいと思う。

P11 

とありますが、僕は法曹関係者に資料を提出するかもしれない、という意識が低かったように思うのです(一度提出した経験があったにも関わらず。。。喉元過ぎればなんとやらです。反省しないといけないですね)。

 

要は「開示請求にも堪える記録」である必要性がある、ということです。

開示請求権が公に知られるようになり出した昨今、今後その必要性は高まっていくことでしょう。

 

 

ここまで読んでもまだ、「いやいや、そんなの常識でしょ」と思っている方もおられるでしょう。

 

では、こちらを読んでみていただけますでしょうか?

僕はここを読んで正直ゾッとしました。

 

以下に記述するのは高齢者虐待の疑いがあるケースの記録です。

息子が「私が怒りすぎるのかもしれないけど、甘やかしてもいられないから。『アメとムチ』ですよ」と言う。以前内出血ができて、息子が自分から「私がつねった」と話した折りに、虐待の話をしたことが念頭にあってか非常に防衛的で、今回は知らないうちにできた傷だという主張を頑として変えない。(以下略)

P46 

 

この記録は「修正を受ける前」の記録です。つまり、この記述ではまだ不十分なところがある、ということです。

 

一体どこに問題があるのか、わかりましたか?

 

 

 

 

では、今度は修正例をお示しします。

息子が「私が怒りすぎるのかもしれないけど、甘やかしてもいられないから。『アメとムチですよ』と言う。「ムチとは?」と尋ねると、「言葉のアヤです」と答えた。

以前内出血ができた際は、息子が自分から「私がつねった」と話した。今回は知らないうちにできた傷だと息子は主張し、本人も自傷行為を否定したため、経緯は不明で、再発予防が困難である。息子は介護で疲弊している様子である。

P47

 

どうでしょうか?

修正例では明確に「リスクと思われる言動に対して介入したこと」を記載しています。

【「ムチとは?」と尋ねると】の部分ですね。

 

ここがとっても重要なポイントです。

 

この修正前の記録を書いた支援者が、仮に「ムチとは?」と尋ねていたとしても、記録にそのことが書かれていなかった場合、それを証明することができないのです!

 

このような修正前の記録は、支援経験を積めば積むほど起こしがちかもしれません。

経験を積んだ支援者であればあるほど、「ムチとは?」と尋ねるのがむしろ当然の介入になり、それをわざわざ記録に残すという意識が薄くなってしまう可能性があるからです。

 

もしこのケースに本当に虐待があった場合、修正前の記録の提出を求められたとしたら、この記録者は「不十分な介入しかしていなかった」と判断されてしまいます。

 

 

また、修正後の記録は【経緯は不明で、再発予防が困難】【息子は介護で疲弊している】という記述があり、安全確保が困難であることや、息子が介護の資源として機能しないことが見立てられています。

 

このように、「どんな見立てをしたか」は、支援者の頭の中だけに留めるのではなく、きちんと記録として外在させる必要があるのです。

 

 

 

「伝わる記録」を書くためには、事前に何を書いて何を書かないかを決めておくことが有益です。

それをしないと、無限に書くことが増え、また、余計なことを書いて自分の首をしめるリスクをいたずらに高めるだけだからです。

 

本書では、「情報」「判断」「対応」の三つを書くことを提唱しています。

記録を書く際の最も有名なフォーマットの一つがSOAPかと思いますが、それにこの三つは対応しています。

SOAPとは、S(Subjective:主観的情報)、O(Objective:客観的情報)A(Assessment:アセスメント、見立て)P(Plan:計画)を指し、前半の二つ(SとO)が「情報」、Aが「判断」、Pが「対応」です。

 

Sは利用者の主観です。支援者の主観ではありませんので、注意してください。

また、事実かどうかまだ特定できていない情報もSです。例えば、利用者が「いじめにあっています」と言ったとして、それがまだ事実として判断できない場合はSです。

 

Oは利用者の客観です。ですから、血液検査などの情報はもちろん、支援者が観察したデータ(黒髪の天然パーマで、黒ぶち眼鏡をかけている、など)もOです。

 

SとOは時として「本人から聞いたことか、それとも事前情報として知っていたことか?」と混乱することがありますが、この場合はそれほど厳格に分ける必要はないようです。

 

ただ、SとOにギャップがある場合はその限りではありません。

ものすごくつらそうにぼそぼそと「調子いいです…」と答えたとする。この場合もSは「調子いいです、と答えた」となるが、Oは「つらそうな表情でぼそぼそと語っていた」となり、ギャップがある。

P25 

このようなギャップが生まれる背景には、利用者の問題意識や病識が無い場合と、利用者が何らかの理由で嘘をついている場合があります。

これは貴重な情報になり得ますので、しっかりとSとOを区別できることが有益です。

 

Aは、支援者がなぜその対応がベストだと思ったのかについての記述です。支援に慣れれば慣れるほど、その支援の動きが自動化されてしまうので、注意が必要なところです。

 

Pは今後の計画だけではなく、面接中にやった対応についても記載します。 

 

これらを意識すると、「伝わる記録」になるでしょう。

 

ただ、そのためには練習が必要です。

その練習をする上でも、本書は非常に有益です。というか、本書は練習することがメインであると言っても嘘にはならないでしょう。 

 

上記したSOAPを一つの雛形として意識した上で、3章に記載されている記録事例とその解説をひたすら読み込んでいくと、とてもよい練習になります。

 

記録事例の数、なんと驚きの74!

修行僧のようにひたすら修正前の記録と、修正後の記録を照らし合わせながら読み進めていきます。

 

最初の1回は通して読み、

次は修正前の記録を読んで自分なりに修正し、

三回目は修正後の記録を読んで適切な文章を自分に刷り込ませるような読み方をする、

このような読み方をすると、だいぶ記録の書き方が上達するのではないかと思います。

 

 

後で大変な目に遭わないよう、早め早めに本書にあるような記録の書き方ができるようになりたいと思います。

編集後記僕はそれなりの本を読み、それなりの文章を今まで書いてきました。ですので、記録を書くことはそれほど苦ではないし、それなりの物が書けていると思っていました。

しかしそれは思い込みでした。

どんなに綺麗な記録が書け、分かりやすい記録が書けていたとしても、必要ない情報を書き、必要な情報が書かれていなければ、記録としての効力は半減してしまいます。

今後は「何のために書くのか」を考える際、「開示請求に応えるため」という視点も強く意識していく必要があるなと強く思い知らされました。

青色申告に必要な2種類の決算書 損益計算書と貸借対照表について

「青色決算申告書を記入する」の写真 

リヒト(@r2209)です。
さていよいよ決算書について学んでいきましょう!今までの学びはこのためにあったと言っても過言ではありません!

 

 

決算書

決算によってまとめられた計算書類が決算書です。

 

決算って、事業として得た収益やかかったお金をまとめてその損益を計算する手続きのことでしたよね。

 

 

青色申告を受ける為には、2種類の決算書が必要です。それが、損益計算書貸借対照表です。

以前、この二つについては簡単に説明したのですが、覚えていらっしゃいますでしょうか?

もし「なんだっけ?」と思われたら、こちらをご覧くださいね。

 

 

なお、青色申告をする場合に必要になる決算書は国税庁のホームページからからも見ることができます(一般用)。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/h28/10.pdf

 

1枚目が損益計算書で、4枚目が貸借対照表です。

 

 

損益計算書

過去の記事で、

「売上金額−仕入金額−経費=利益というのが簿記の基本で、売上金額のことを収益仕入金額+経費のことを費用ともいう、と覚えておくと決算書を作成する時に便利だ」

 

とお話ししたのを覚えていますか?

 

 

損益計算書とは、収益費用を一覧表にまとめたもののことを言います。

要は、「いくら儲かっているのか?」を示すものです。

図に表すとこのようになるのでしたよね。

       
  損益計算表  
(借方) 費用 収益 (貸方)
   
   
   
   
   
   
  利益  
   
   
   
       

 

貸借対照表

こちらは12月31日時点でどれくらい資産や負債があるかを示した一覧表です。

俗にいう、バランスシートのことです。もしかしたら、こちらの名前で覚えている人もいるのではないでしょうか?

 

貸借対照表では、資産と負債の量から、どれくらい純資産(資本)があるかを判断します。

つまり、資産−負債=純資産(資本)です。

 

資産は、現金、預金、売掛金(まだ受け取っていない売り上げ)、備品などが含まれます。

一方、負債は借り入れや買掛金(まだ支払っていない仕入金)などが含まれます。

 

図で表すとこちらはこんな感じになるのでしたよね。

       
  貸借対照表(バランスシート)  
(借方) 資産 負債 (貸方)
   
   
   
   
   
  純資産  
   
   
   
   
   
       

 

資産と負債+純資産(資本)の合計額は必ずイコールになるはずです。

 

 

こういった損益計算書貸借対照表の大部分は、会計ソフトを使って帳簿をつけていれば自動で作成してくれます。

僕のオススメはこちら!

無料で使える「やよいの青色申告 オンライン」などの会計ソフトを使うと便利です。

 

ここまでが簿記で目指していた事柄です。お疲れ様でした!

 

ただ、青色申告にはもう一つの資料作成が必要です。

それが次に説明する確定申告書です。こちらはいくら税金を納めたら良いかを確定するための書類となってきます。

 

 

確定申告書(B)

毎年1月1日から12月31日までに生じた所得について、翌2月16日から3月15日までの間に税務署に所得税の申告を行う必要があります。

 

この時に必要になるのが確定申告書です。

 

いくつか種類がありますが、個人事業主は申告書Bを選択します。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/h29/shinkokusyo_b.pdf

 

以前このブログでも勉強した所得控除はこの時に利用することになります。

しっかりと復習しましょう!

 

 

 

上記記事で紹介しなかった控除を含め、どんな控除があるか表にまとめてみましたので確認して下さい。

           
控除の種類 内容
雑損控除 災害や盗難によって資産に損害を受けた時
医療費控除 10万円以上の医療費がかかった場合(上限200万円)
社会保険料控除 社会保険料
小規模企業共済等掛金控除 小規模企業共済や確定拠出年金の掛金分
生命保険料控除 生命保険料などの保険料分
地震保険料控除 地震保険料分(最大5万円)
寄付金控除 ふるさと納税などによる寄付金から2,000円を引いた分
寡夫(婦)控除 寡夫(婦)である場合、27万円(条件あり)
勤労学生控除 勤労学生である場合、27万円(条件あり)
障害者控除 本人、配偶者、扶養親族が障害者の場合27万円(条件あり)
配偶者控除 配偶者がいる場合、38万円(条件あり)
配偶者特別控除 配偶者がいる場合、38万円(条件あり)
扶養控除 扶養親族がいる場合、38万円(条件あり)
基礎控除 誰もが無条件で受けれる38万円の控除。令和2年以降は48万円。
           

 

詳しい条件等は、国税庁のホームページを確認してください。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/shoto320.htm

 

実際の書き方はfreeeさんのサイトが分かりやすかったのでリンクを貼っておきます。

www.freee.co.jp

 

 

所得税の闇

少し余談ですが、確定申告に関することとして、所得税の話をしてこの記事を締めくくりたいと思います…。

 

所得税がどうやって決まるのか、少し復習しましょう。覚えていますか?

所得金額から所得控除を差し引いた額が課税所得金額で、この額に税率を適用して所得税額が決まるのでしたね。

 

例えば、所得金額が100万円あり、30万円何らかの形で控除したとしたら、70万円に一定の税率をかけることで所得税が決まるのです。

もし、税率が20%だとしたら、70万×0.2で、所得税は14万円だと言うことになります。

 

所得税超過累進課税により、所得が多いほど所得税も高くなる制度が採用されています。

その税率は下記の速算表を見ていただけると確認できます。

f:id:r2209:20190914164136j:image

この表を見ていただければ、所得が多くなればなるほど多くの税金が取られることが分かると思います。

所得税は、国民全体のために使われますから、所得再分配をして所得格差の固定を是正する上では適したシステムであると言えます。

一説によると、超過累進課税制度を取り入れている国の方が、そうでない国に比べると幸福度は高いというデータがあるそうです。

 

ただちょっと待ってください…。5、10、20、ときて次23%?
なんかここに違和感を感じるんですけど…

f:id:r2209:20190914164215j:image

 23%に当たる層は収入(所得ではなく)で言うとだいたい1000万円のレンジだと言われています。

さて、これくらいの年収を稼ぎ、かつ、国の制度を作っている人って誰でしたっけ?

 

おっと。これ以上は言えない。

 

 

もう一つ、所得税があります。

先ほどの表をもう一度良く見てください。最高税率はいくらになっていますか?

 

そう。45%です。

住民税は所得に関わらず10%かかりますから、トータルすると55%です。

非常に多くの税金が取られている、ということがわかりますよね…

 

 

一方、法人税最高税率がいくらか知っていますか?

なんと、23.2%です。

 

この差が「大企業は優遇されている!」と不平を言う人たちがいる一つの根拠となっています。

 

 

最後に

仕訳の話から、最後は所得税の闇に関する話まで、非常に多岐にわたる話になりましたが、いかがだったでしょうか?

 

開業して自分で稼いだり、税金の勉強をすると、お金のことがよくわかるようになります。

お金のことを学ぶと、自身の家計をよりよく考えることができるようになるだけではなく、お金を生み出しそれを運用している国のことも自然と透けて見えてくるようになります。

 

お金の勉強をすることは、賢く生きていくためには必須の事柄ではないでしょうか。

 

 

数回にわたってお話ししてきた「開業」特別編は以上になります。

ありがとうございました!

青色申告に必要な補助簿について学ぼう

「ノートと電卓(経理)」の写真 

リヒト(@r2209)です。
前回の記事では簿記の第一歩である仕訳についておさえました。今日からは、青色申告に関係する補助簿について勉強していきたいと思います。

 

 

 

 

補助簿

今までは、主要簿について見てきました。今度からは補助簿について見ていきましょう。

補助簿とは、主要簿を補助するもののことでしたね。

たくさんの種類があります。一気に全てを覚えるのは大変だと思いますので、1つ1つゆっくりと見ていきましょう!

 

 

現金出納帳

青色申告で65万円の控除を受けるためには幾つかの補助簿を作成することが必要です。そのうちの一つである現金出納帳について見ていきましょう。

 

現金出納帳とは、現金の動きを日付ごとに記録する帳簿です。

開業している心理カウンセラーの方はクライエントから直接現金で面接料を受け取ることが多いしょうが、そういったやり取りを記録するものです。

 

現金出納帳には、いつ何の目的で現金が動いたのかを漏れなく記帳することが求められます。正しく記帳されていれば、手元にある現金と数字が一致するはずです。

 

    現金出納帳    
鑑定科目 摘要 入金 出金 残高
X Y 前月から繰越       100,000
  Y 売上 カウンセリング料 21,000   121,000
  Z 消耗品費 ボールペン   100 120,900
             

 

万が一手元のお金と数字がどうしても一致しない場合は、「現金有高超過」「現金過不足」という勘定科目を使って実際手元にある現金の数に一致するように一時的に対応します。

 

帳簿に付けた数字よりも実際に手元にある現金が多かった場合

    現金出納帳  
鑑定科目 摘要 入金 出金 残高
X Y 前月から繰越       100,000
  Y 売上 カウンセリング料 21,000   121,000
  Z 消耗品費 ボールペン   100 120,900
  Z 現金過不足 現金有高超過 500   121,400
             

 

少なかった場合

    現金出納帳  
鑑定科目 摘要 入金 出金 残高
X Y 前月から繰越       100,000
  Y 売上 カウンセリング料 21,000   121,000
  Z 消耗品費 ボールペン   100 120,900
  Z 現金過不足 現金有高不足 500   120,400
             

 

 

預金出納帳

これから見ていく預金出納帳も青色申告で65万円の控除を受けるために必要となる帳簿です。

 

預金出納帳とは、日々の各銀行口座にある預金の出し入れを記録する帳簿のことです。

同じ銀行であっても口座が違うならその口座毎に預金出納帳を作成します。

 

先述の現金出納帳との違いは、現金が手元にあるかないかの違いです。手元にある分は現金出納帳で、銀行に預けるなどしている分は預金出納帳で記録します。

 

 

買掛帳

こちらも65万円の控除を受けるために必要です。

買掛帳とは、商品や材料を仕入れた際、その支払いをツケ(買掛金)にしたときに、そのツケを記録するものです。

 

こちらも表を見た方が早いかも知れません。

A社からツケで80,000円のパソコンを購入し、それに送料がかかったという想定です。

後日、現金で支払いました。

    買掛帳ーA社  
鑑定科目 摘要 仕入金額 支払金額 残高
X Y 仕入 パソコン 80,000   80,000
  Y 仕入 送料 1,000   81,000
  Z 現金 現金払い   81,000 0
             

 

ただ、買掛帳は販売商品を仕入れた時に使うものですので、心理カウンセラーの方にはあまり関係のない帳簿かもしれません。

新しく心理検査を購入する時とかくらいでしょうか?

  

 

売掛帳

同じく65万円の控除を受ける時に必要となる帳簿です。

売掛帳とは、まだ支払われていない代金を記録するものです。

 

表で確認しましょう。

A社にパソコンを納品し、後日振込で支払われたという想定です。

 

    売掛帳ーA社  
鑑定科目 摘要 売上金額 受入金額 残高
X Y 売上 パソコン納品 80,000   80,000
  Z 普通預金 A社振込入金   80,000 0
             

買掛帳よりも一層心理カウンセラーの方には関係のないものかも知れませんね。

 

何か特殊な物をクライエントに売りつけているのなら話は別ですが…

 

 

 

経費帳

こちらもやはり65万円の控除を受けるのに必要なものです。

経費帳とは、所得を得るために使った費用について記録するものだと考えてください。

これをきちんと申告することで、節税効果が狙えますから、しっかりと記録していきましょう!

 

例によって、こちらも表でまず確認しましょう。

現金で払った場合。

消耗品費
摘要 金額
現金 その他
X Y テーブル 30,000  
  Z 文房具 500  
         

 現金以外(銀行振込)で支払った場合。

水道光熱費
摘要 金額
現金 その他
X Y 電気代(〇月分)   3,000
         

 

このように、経費帳は勘定科目ごとに作成します。

ですので、ある程度どんな勘定科目があるかを把握しておきましょう!

 

心理カウンセラーに関係しそうなものを中心に挙げておきましたので、確認してみて下さいね。

   
勘定科目 内容
旅費交通費 事業に関係する移動に伴う交通費
広告宣伝費 広告、宣伝に使った費用
租税公課 固定資産税など
地代家賃 借りている建物の使用料など
給料賃金 従業員への給料
福利厚生費 従業員への保健衛生のための費用など
接待交際費 関係先に対する接待費
消耗品費 事業で使用する文房具など消耗品にかかる費用など
水道光熱費 水道代、電気代、ガス代
通信費 電話等にかかる費用
損害保険料 火災保険の保険料など
修繕費 機械装置の維持管理にかかる費用など
減価償却 パソコンなどの固定資産を定められた期間に分けて経費に計上するとき
雑費 事業に関係ある支出であるが、上記に分類できないとき
   

 

 

固定資産台帳

最後の補助簿は固定資産台帳です。これも65万円の控除を受けようと思うと必要になります。

固定資産台帳は、事業に関わる10万円以上の固定資産を購入したときに、それの名称や購入金額、購入日などを記録するものです。

 

固定資産台帳は、減価償却費の根拠となります。

 

パソコンを例にとって見てみましょう。

   
資産名称 ノートパソコン 〇〇製 管理番号〇〇〇 ブラック
資産区分 器具・備品
取得年月日 20〇〇.X月.Y日
取得価格 200,000
耐用年数 4年
減価償却 50,000
償却率 0.25
償却方法 定額法
帳簿価格 150,000
   

 

上記表の中で注目したいのは、耐用年数償却方法帳簿価格です。

 

固定資産はそれぞれ耐用年数が決まっており、パソコンの場合は4年と定められています。ですので、上記の表には4年と記載されています。

 

固定資産は定額法と定率法という償却方法があるのですが、個人事業の場合は定額法を選択します。定額法とは、その名の通り、毎年同じ額ずつ減価償却する方法です。

 

20万円のパソコンの場合、4年で償却するので、20万÷4年で年5万円ずつ償却する事になります。

 

帳簿価格は取得価格から減価償却額を引くので20万円−5万円で15万円となっています。

 

 

ご苦労様でした 

さて、青色申告をして65万円の控除を受けるのに必要な帳簿について見てきたけど、どうだったかな?

 

たくさんの帳簿をつけなきゃいけないって、ホント大変だなって思いました。

 

そうだね。でも一番最初に説明した仕訳さえなんとかやれば、後は会計ソフトが自動で何とかしてくれるから実務的にはそんなに大変じゃないと思うよ!

 

よかった!

 

青色申告で申告する際、こういった帳簿をつけておく必要があります。

とはいえ、確定申告時に提出しなければならないか、というとそうではありません。必要があるのは、次から説明する(青色申告)決算書と確定申告書(B)です。

 

ただし、帳簿は提出はしませんが、7年間の保存義務がありますので、きちんと管理しておきましょう(帳簿をつける際に使用した領収書等も)。

 

会計ソフトを使って作成した場合は、プリントアウトをして税務調査が来た時に開示出来る様にしておきましょう。

 

やよいの青色申告なら、ナビゲーション機能がついているので初心者でも安心して作成できます。

無料で使える「やよいの青色申告 オンライン」

 

 

決算書や確定申告書についてはまた今度!