身内研究会 睡眠障害とCBT-E
リヒト(@r2209)です。
本日は、毎月恒例の仲間内で実施しているカンファレンスの日でした。
今回も僕は動機づけ面接について話しました。
この動機づけ面接についての話、本当はもう少し時間をかけて実施する予定だったのです。
しかし、参加者のレベルが高くすでに動機づけの基本的なスキルは身についているようだったので、急遽今回で最終回としました。
ということで、今回はレジュメ3回分を一気に終わらせました。
一気に書き挙げたレジュメをしばらく使っていたので、新しいことを考える手間が最近までなかったのですが、次回はまた新しいテーマを探さないとですね。
次回は何について話そうかなあ。今のところはアドラー心理学が第一候補ですが。。
またじっくり考えたいと思います。
他のメンバーは睡眠障害やCBT-Eについて話してくれました。
睡眠障害は「寝れない」という訴えに引きずられて「寝ること」に焦点を当ててしまいがちですが、寝ることは生理現象なのでなかなかコントロール出来ません。
なので先ずは「起きる時間」を一定にするのがセオリーです。
CBT-Eでは患者さんに体重を計ってもらうらしく、それは衝撃でしたが(摂食障害患者さんは大抵自分の体重を測定することを嫌がる)、治療的介入のモデルが明確なのは羅針盤が与えられてる感じなので初心者にはいいかもしれません。
このカンファレンスでは、本のシェアも恒例です。
今回僕が貸し出したのは、以下の二冊。
またしても心理学に関係ない本も含まれています。(笑)
この傾向もこのカンファレンスならではですね。
ただ、ファクトフルネスは非常にオススメなので、心理学に関係がなくても是非皆様にも読んで欲しいレベルです。
いずれ、この本のレビューもブログで書いていく予定ですのでお楽しみに!
どんな本かをちょっとだけ紹介すると、僕たちが世界に対して抱いている認識の多くが間違っている、という本です。その間違いの根拠を統計的なデータを元に解説しています。
例えば、
世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供はどのくらいいるでしょう?
80%
50%
20%
という問題があったら、皆さんだったら何%だと答えますか?
正解は、、、80%です。
世界は僕たちがイメージするよりも速いスピードで良くなっていっているのですね。
本書を読むと、いかに僕たちの目が曇っているかを思い知らされます。
曇ったままの目では物事を正しく見ることはできませんから、しっかりと事実(ファクト)に基づいた判断ができるようになりたいものです。
個人的には、マインドフルネスなんかより、よっぽど重要だと思いますが、、、
こんなこと言ったら怒られますかね?(笑)
一方、今回借りた本はこちらです。
まだ読んでないので具体的な内容はわかりませんが、文化的変化がどう人々の価値観に影響するのかを統計的なデータをもとに考察しているようです。
その意味ではファクトフルネスに近い内容のようなので、読むのが楽しみです。
もし機会があれば、こちらもレビューを記事にしていきたいと思います!
今日はこんな感じです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!