心理職でもできる資産形成と運用

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FP×心理Thによる資産にまつわるアレコレのお話

ちょっと待って!運動前のストレッチは危険がいっぱい!

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イッチニ!サンシ!ゴーロク!シチハチ!

 

お!運動おわり?今日はどんなメニューだったの?

 

は?何言ってるんですか?ストレッチしてるんだからこれから運動するに決まってるじゃないですか。

 

ココロちゃん、今って何のためにストレッチしてた?

 

そんなの怪我しないためにきまってるじゃないですか。

 

いや、その認識は間違ってるよ!運動前にストレッチしたら却って怪我しやすくなるんだから!

 

な、なんだってーーー!?

 

 

 

ストレッチの目的は?

ココロちゃんがやっていたように、運動前にストレッチをする人多いですよね。

 

ストレッチをする人たちの目的は、恐らく、筋肉をほぐし、怪我を防ぐことだと思います。

 

というか、もはや運動前にストレッチをするのって常識でしたよね。

僕も小さい頃に体育の授業で最初にストレッチをさせられたような記憶があります。

 

それくらい、運動前にはストレッチというのは基本中の基本として知れ渡っていました。

 

 

ところが、残念ながら、運動前の身体が温まっていない状態で無理にストレッチをすると、筋肉の筋や関節を痛める原因になることが最新の研究で知られるようになってきたのです。

 

つまり、運動前にストレッチをすると却って怪我をしやすくなる、ということです。

 

このような、筋肉を伸ばしてしまうストレッチのことを静的ストレッチといいます。

 

静的ストレッチの有害性は、怪我をしやすくなるだけではありません。

 

 

様々な研究によると、静的ストレッチを行うと、行わなかった時に比べて運動のパフォーマンスも低下することが分かったのです。

 

理由は、静的ストレッチによって筋肉を必要以上に伸ばしきってしまうからです。

バネだってゴムだって、伸びきっしまったら使い物になりませんよね?それと同じことが僕たちの筋肉にも起きてしまうのです。

 

もう少し専門的に言うと、静的ストレッチをすると身体がリラックスしてしまって、副交感神経が優位になるということです。

運動は交感神経を使って行うものですから、拮抗反応が生じてしまいます。

 

まさかストレッチをすると逆効果だったなんて…

 

 

運動前に何をしたら良いか

静的ストレッチをすると、望んでいた効果とは逆の効果を得てしまうことがわかりました。

 

では、運動前にはいったいどんなことをしたら良かったのでしょうか?

 

静的ストレッチの問題点の一つは「身体が温まっていない状態」で行うことでしたよね?

ということは、身体を温めるエクササイズを行うとよい、ということです。

 

ここで登場するのが、動的ストレッチです。

簡単な有酸素運動だと思ってくれれば、理解としてはちょうど良いかと思います。

 

ラジオ体操みたいな?

 

まさしくそうです!

ラジオ体操のような比較的負荷の少ない運動をすると身体が温まり、パフォーマンスも向上することが知られています。

 

 

静的ストレッチの効果的な使い方とは?

じゃあ、静的ストレッチはまったく意味の無いことなのか。

 

いえ、そんなことはありません。

 

激しい運動した後のクールダウンとして、静的ストレッチは最適なのです。

筋肉は疲労すると収縮する性質があるのですが、これを静的ストレッチによって伸ばしてあげることで血流がスムーズになり、疲労の回復に繋がりやすくなるのです。

 

ああ、だから冒頭でリヒトさんは「今日はどんなメニューだったの?」って聞いてきたんですね。

 

そういうこと。

 

また、静的ストレッチは副交感神経を優位にするのですから、リラックスしたい時、例えば、睡眠前などに行うのも良いでしょう。

 

 

まとめ

ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチがあるけど、運動前に静的ストレッチをやると怪我するのでやっちゃダメ!
運動前は動的ストレッチで身体を温めよう!
静的ストレッチは運動後と就寝前がオススメ!

 

せっかく健康になろうと運動しているのですから、怪我したらもったいないですよね。ぜひ今後は動的ストレッチを運動前に取り入れてみてくださいね!

 

運動後には、プロテインの摂取もお忘れなく!

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