心理職でもできる資産形成と運用

心理職でもできる資産形成と運用

FP×心理Thによる資産にまつわるアレコレのお話

心理職の新しい可能性を探る会に行ってきた話!

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リヒト(@r2209)です。
先日もまた徳田さん(徳田勇人@臨床心理士 (@shinri_t) | Twitter)がやっておられるスナックへ遊びに行ってきました。

 

前回の様子はこちらからどうぞ!

r2209.hatenablog.com

 

 今回も似たようなテーマトークではありましたが、「席替えがあったこと」「事前申込制であったこと」もあり、前回に比べて少し落ち着いた雰囲気で開催された印象でした。

そのおかげもあって、参加された方のほとんど皆さんとお話することができました。(残念ながら座席の関係でお二人ほどお話できない方がいらっしゃいましたが)

 

 

今日は、スナックで話し合われたことやその感想をレビューして行きたいと思います!

 

 

 

心理職の新しい可能性を探る会、なのに・・・

前回もそうでしたが、今回も「心理職の新しい可能性を探る会」であったにもかかわらず、参加されたメンバーは決して心理職の方ばかりではありませんでした。

 

もしかしたら、心理職は全体の半分くらいしかいなかったかもしれません。

 

心理職以外には、僕の知る限り精神保健福祉士の方、出版社の方、起業家の方、そしてなんと弁護士の方がいらっしゃいました。

 

かなりバラエティに富んでいますね!

弁護士の方は、何とお二人もいらっしゃいました!しかも、2人ともバラバラに参加申込をしたようで、お互い参加することを知らなかったそうですから、更に驚きです(偶然、お知り合いだったそうですが)。

 

弁護士がお二人も心理職の可能性に興味を持ってくださっているのはありがたいことです。

 

なお、少し話しは逸れますが、そのうちのお一人は、スナックが開く前に行われた相談記録の勉強会にも参加されていたそうです。

 

上記勉強会は「開示請求に耐えうる記録」が書けるようになることを目指したものでしたので、講師の中村さんはプレッシャーだったかもしれませんね笑

 

ちなみに、僕は他に用事があってこちらの勉強会には参加できなかったので見れなかったのですが、僕のこちらのツイートを引用してくださったらしいです。

 

この場をお借りして、感謝申し上げます。ありがとうございました!

 

もしまた同じテーマで勉強会をすることがあれば、今度こそは参加させていただければと思っています!

 

 

心理職が半分しかいなくて、心理職の新しい可能性を探れるの?

繰り返しになってしまいますが、上述のように、スナックに参加された方々は、心理職ではない方も多くいらっしゃいました。

 

一見すると「それじゃあ、【心理職の】新しい可能性を探ることなんてできないじゃないか」と思われるかもしれません。

 

だって、参加された半分近くの方が心理職の内情をよく知らないだろうからです。

 

でも、心理職以外の方が多く参加されることが、却って心理職の新しい可能性を探ることに繋がるのではないか、というのが僕の考えです。そして、実際それを昨日体感しました!

 

弁護士との連携

詳しいことは参加した方々のみが共有できる特権だと思うので、お話できません。

しかし、心理職だけで固まっていては絶対に気づけない視点を得られたことは間違いない真実です。

 

例えば、昨日来られていた弁護士の方は企業案件を主に扱う方でしたので、企業がどのようなメンタルヘルスの問題を抱えている傾向があるのかをものすごく良くご存知でした。

多くの疲弊した社長さんたちも見てきておられるので、彼らの潜在的なニーズも敏感に察知されておられました。

 

また、弁護士へ相談に行くクライエントも情緒的に不安定になったり、精神的に疲弊している方も多いらしく、そういった方を支援する際に心理職と連携を取れたらという希望もあるとのことでした。

 

連携の仕方には、もちろん様々な形が考えられるでしょう。

1つは、心理職がメンタルのケアを行い、弁護士が法律業務に専念する、という形です。

 

なんでも、最近のロースクールでは対人コミュニケーションを扱う授業があるところもあるようです。

それくらい弁護士さんもクライエントと情緒的コミュニケーションの能力が求められてきているということなのでしょう。

 

しかし、全てをカバーするなんてことは、とても弁護士と言えど無理があるでしょう。

 

心理職と弁護士が分業をすることで、弁護士は本業に専念でき、それがひいてはクライエントの利益にも繋がることになるのではないでしょうか。

 

分業が難しい場合には、定期的に心理職が弁護士をコンサルテーションすることもあってよいでしょう。

 

もちろん、心理職も法律の知識が知りたい場面は多く存在します。

例えばクライエントが今にも自殺しそうだという時に、誰にどういうふうにどこまでの情報を開示していいのか、ということがあります。

産業カウンセラーなら、労働基準法民法の知識があると安心できることもあるでしょう。

そんな時に、心理職が弁護士からコンサルテーションを受けることもあって良いかと思います。

 

こんなふうにして、弁護士とチームを組むことも心理職の新しい可能性につながりそうです(既に取り組んでいる方もおられるでしょうが、まだまだ多くはないでしょう)。

 

 

連携のもう1つの形は、弁護士に対するカウンセリングでしょうか。

激務な上に、熱意のある弁護士ほどクライエントの情緒的な混乱に親身になってあげる傾向があるからです。

そんな疲弊した弁護士の方をケアするのも、心理職の連携の形になるのではないかと思います。 

 

ドメインブランディング

スナックで出た話の1つに、「クライエントの信頼を借りてブランディングする」という方法がありました。

例えば、コンサルティング会社は「大手のどこどこをコンサルした」ということを大々的に呈示することで、自社の信頼を高めようとします。

 

これと同じで、場合によっては心理職も対象とするクライエントの属性(ドメイン)を限定し、それによって付加価値を高めることもできるかもしれません。

 

そういった意味では、上記したことを踏まえて「弁護士専門心理カウンセラー」という人が現れても面白いかもしれません。

 

もちろん、「弁護士専門にしよう」という思惑が先立っていてはきっとうまくいかないでしょう。

だって、「お前弁護士のこと何も知らねーじゃねーか」と思われてしまったら、クライエントとして弁護士の方々が来てくれるわけもないでしょうから。

 

何かを専門にしたいと考えるなら、良くも悪くも「コネ」が必要でしょう。

 

その点、昨日スナックに来られていた方の中に、公務員として精神保健福祉士業務に当っておられる方がいらっしゃったのですが、この方なら「公務員専門カウンセラー」になれるかもしれません。

結構本人もノリノリだったので、何かしらアクションを起こされるかもしれません。

 

前回の記事でも書きましたが、やはりかけ算が出来るものがあれば強いですよね。

公務員 × 精神保健福祉士(として心理的支援を行っていた) だからこそ、公務員にドメインを絞ることができ、かつそこに強くコミットできるのです。

 

もし、単なる「精神保健福祉士」だけなら、どこに焦点を絞れば良いかわかりにくいし、焦点を絞ったとしても、そこに対する知識や経験がなければぼやけた焦点にしかならないでしょう。

 

Assembleの魅力

ここまで述べてきたことは、昨日参加して得られたことのほんの一部です。

 

他にも、情報を発信したい人とそれを支えたい人との上手なマッチングの方法であったり、挑戦したい人が安心安全に挑戦できる環境づくりをしそれをどうマネタイズに繋げて行くかとか、そんな話もできました。

 

僕はいつか本を出したいなという夢があるのですが、既に本を出すことが決まっている人と話すこともできました。これから色々と情報を頂けそうで、とってもワクワクしています。そんなつながりもできました。

 

 

 

僕は今までこんな話が誰かとしたかったんです。でも出来ませんでした。

 

でも、Assembleがあるおかげで、出来ました。とってもしたかった話が出来たのです。

 

 

Assembleがスナックで「心理職の持続可能な収益モデルとは?」を話し合う集まりを開いてくれなかったら?

 

Assembleがスナックで「心理職の新しい可能性を考える会」を主催してくれなかったら?

 

Assembleがスナックに来れる人を心理職に限定してしまっていたら?

 

 

とってもしたかった話が、僕は出来なかったでしょう。

 

Assembleの魅力は、間口が広いことと、新しいことにどんどんチャレンジしようとしていく姿勢だと思います。この魅力があるからこそ、とても楽しく参加することができています。

 

ありがとうAssemble!!

 

 

最後に

前回同様、心理職の新しいビジネスモデルについてさまざまな観点から話し合うことができて楽しかったです。

僕はまだまだ受け手だなあ、と思うので自分から「これはどう?」と伝えて行ける側になって行ければなと思います。

そして、「Assemble主催の会に参加したら、こんな面白いこと話してる人がいてさ」と、噂される中心の人物になれたらなあと、妄想しています(笑)

 

次回があれば、そちらにも是非参加させてください!

 

これを読んでくださっているあなたとも、是非会いたいと思っています!

そのときは、よろしくお願いしますね👍

 

 

では、次の記事でお会いしましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^