心理職でもできる資産形成と運用

心理職でもできる資産形成と運用

FP×心理Thによる資産にまつわるアレコレのお話

【心理カウンセラー必見】投資への抵抗感をなくさないと、必ず貧乏になる!?

f:id:r2209:20190626102007j:plain

リヒト(@r2209)です。年金の話に続いて、これから資産を「育てる」の話に移ります。これは端的に言うと投資のことです。

 

投資って何だか敷居が高いように感じますね……。前回話しに合ったiDeCoも投資なんですか?

 

 

 

そう思って良いと思うよ。結局は自分で投資先を選んで運用するわけだから。

 

へえ!そうなんですか!

 

この記事では投資の概要をまずはおさえようか。その後にiDeCoを含めて具体的な投資の仕方について見ていこう。

 

 

投資をしないと資産は必ず減少する

r>g

一度このブログでも登場した理論式なのですが、覚えていらっしゃいますでしょうか?

 

経済学者ピケティが所得や富に関する歴史的な膨大なデータを分析した結果、所得の伸び率よりも資産運用から得られる利益率の方が大きいということが帰納的に明らかとなりました。

 

資本主義社会における資本家と労働者との富の格差は自然にどんどん開いていく、ということです。

非常に乱暴な言い方をすることを許してもらえるなら、こうなります。

 

投資しないと一生貧乏

 

この事実がある中で、不必要な車や家、保険に入っていれば、必ずと言ってよいほど純資産はマイナスに転じてしまいます。ですから、資産を「守る」ことは非常に大事だったのです。

「守る」と平行して、実直に「稼ぐ」で資金を得ることも大事です。税金や社会保険の仕組みを知らずにそれは不可能ですので、このあたりもしっかりと勉強しましょう。

 

こうして、「守る」「稼ぐ」で得た資金を、「育てる」に回していくのです。

 

まだ、「守る」「稼ぐ」についての記事を読んでない方は、こちらを要チェック!

 

 

 

ピケティについてはこちらがとてもわかりやすかったです。

 

 

投資商品の色々 

一言で「投資」と言っても、投資できるものには様々なものがあります。

具体的には、株、債券、不動産、コモディティ、預金などです。

 

 

企業は、自身の会社を維持し、大きくするという前提を担っています(ゴーイングコンサーン)。

しかし、そのためには手元のお金だけでは足りない場合がどうしても出てきます。どこかから資金を調達してくる必要があります。

そのための手段の一つに、企業がその企業のオーナー権利を売り出すことがあります。

この権利こそがと呼ばれるものです。

 

企業は株を発行することで資金を増やす事ができ、株を買った人は企業の運営に口を挟めるようになります。

そしてその企業が成長すれば、その儲けの一部の分配を得る事ができます。また、その会社の株が欲しいと言う人に、その株を売ってあげることもできます。

 

もちろん、逆もしかりで、企業の業績次第では株に何の価値もなくなってしまうことがあります。元本保証はされていないので、丸損することだって充分あります。

 

 

どこで株は買えるんですか?

 

もちろん、八百屋さんだよ。

 

茶化さないでくださいwww

 

もちろんここで言っている株は八百屋さんには売っていません。しかし、スーパーなら、もしかしたら売っているかもしれません。

 

…と言うのは冗談で、株は証券会社から買うことになります。単位は「100株」からとなります。

 

 

株の儲けとは

株によって得られる収益は主に二種類あります。1つがキャピタルゲイン、もう1つはインカムゲインです。

 

キャピタルゲインは、株を売買したときの差益のことです。「安いときに買って、高くなったら売る。これをくり返す」というのを株投資のイメージとして持っている人も多いかと思いますが、そのイメージはキャピタルゲインに近いでしょう。

 

デイトレーダーみたいな感じですね。

 

対してインカムゲインとは、持っているだけで得られる利益のことです。このブログでお話しするのは主にこっちです。

 

 

債券

株と似たものに、大根があります。

…というのも冗談で(そろそろ辞めます)、株と似たものに債券があります。

これは、国や企業がお金をどこかから借りるために発行されるものです。

 

借りた側からすれば、借金ですから利子をつけた上で返済する義務があります。つまり、貸した側からすれば、元本が保証されているということです。

 

ただし、企業が倒産してしまったら、この限りではありません。

 

 

不動産

不動産は分かりやすいですよね。アパートやビルのオーナーになり、家賃収入を得るというようなものです。

もちろん、安く家を買って、それをリフォームするなどして高く売る方法もあります。

 

家賃収入を得る形はインカムゲインですし、安く買って高く売る方法はキャピタルゲインです。

 

 

コモディティ

コモディティはあまり聞き馴染みがない言葉かと思いますが、金やプラチナへの投資と思ってくだされば結構です。

 

 

預金

預金はわかりますよね。これも一つの投資です。

 

 

何に投資するかは人それぞれ

投資はこの商品を色々と組み合わせてどう買っていくか、によって手法が変わってきます。

その中でも代表的なもので分かりやすいのが、iDeCoやNISA等かと思います。

 

次の記事ではiDeCo(イデコ)に絞ってお話しします。

 

【ECC】今なら3級FP講座が無料受講!!