心理職でもできる資産形成と運用

心理職でもできる資産形成と運用

FP×心理Thによる資産にまつわるアレコレのお話

【心理カウンセラー必見】経済的資産を「守る」「稼ぐ」「育てる」の総括!!

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リヒト(@r2209)です。今まで経済的資産についてのお話をしてきました。
「守る」「稼ぐ」「育てる」についての基礎はある程度お話することができたと思います。

ここで一度総括をしてまとめなおしておきましょう!

 

結構たくさんのことを学んだように思います。大学院のときに聞きたかったことばかり!(笑)

 

そういってもらえるとありがたいよ!
大切なお金のことだから、働きに出る前にこそ知っておきたいよね。けど、今この瞬間が一生で一番若いのだから、知ったときからはじめればいいんだよ!

 

 

経済的資産を「守る」とは何だったか

資産を「守る」。

このブログでは、「守る」は固定費の削減、無駄のカット、節税・経費あたりを指すと思ってください。

 

保険

特に保険、家、車の三大支出と呼ばれるものから手をつけることが効率的です。

 

民間の保険は、多くは公的な医療保険や年金でカバーできるので不要だと考えています。

高額療養費制度や障害年金・遺族年金などは、とてもよくできた制度です。

 

家も、経済的資産の観点から言えば、圧倒的に賃貸の方がメリットがあります。

どうしてもマイホームへの憧れがあるのであれば、中古の物件を親からの贈与を受けて購入するのが一番無難だと思います。

 

日本において、家は資産ではなく死産だと言われています。

 

都心部であれば、ほぼ間違いなく不要だと思います。リースするか、公共の乗り物を使うかなどの代替策で充分です。

車の最大の機能と目的は「移動」です。それ以外の機能は見栄や贅沢ですので、カットしやすいところです。

 

節税・経費

使える控除は使わないともったいないというお話でした。

 

経費には注意してください。

確定申告のときに「経費です」と申請したものが経費として認められたわけではない、ということです。

経費として認められたかどうかは、確定申告の数年後に訪れる税務調査のときにはじめてわかります。

 

 

 

経済的資産を「稼ぐ」とは何だったか

僕たち心理カウンセラーは、非常勤掛け持ちの働き方が割と一般的です。

 

この働き方は、知識と経験を積むという意味では有益ですが、それは最初の数年にとどめておくのが無難でしょう。

 

なぜなら、リスクが多すぎるからです。

 

まず、厚生年金に加入できないリスクがあります。

下手すれば、雇用保険にすら入れないリスクまで。

 

一番の問題は、時間の切り売りだということです。

 

カウンセリングという仕事は、基本的に薄利多売が望めない仕事です。

そんな中で24時間しか無い時間を切り売りしていても、天井はかなり低いところに設定されてしまいます。これが給与所得の一番の問題です。

 

ですから、給与所得だけではなく、事業所得を得ることを考える必要があります。

また、利子や配当所得も得て、時間を切り売りする生活からの脱却を図る必要もあります。

やりがいだけで生活するのには、限界があるのです。

 

 

 

 

経済的資産を「育てる」とは何だったか

先述の「利子や配当所得も得て」という具体的方法が、まさに資産を「育てる」を意味します。要は、「投資をする」ということです。

 

r > g の原則から、投資をせずに「普通の生活」、要は何も計画せずに家を買ったり車を買ったり高い保険に入りっぱなしの生活をしてすごすと、資産は必ずマイナスになるのです。

 

「投資をする」といっても、難しいことではありません。

開業カウンセラーのような個人事業主であれば、小規模企業共済に加入する。

 

それ以外にもiDeCoやつみたてNISAのような、リスクの低いところで投資をすれば良いのです。

そこから更に余裕が生まれたら、証券を買ったり、投資信託をするなりして資産を育てていけばいいでしょう。

 

 

 

 

おかげで、「守る」「稼ぐ」「育てる」の兼ね合いが整理できました。

 

この三つは資産形成と運用には欠かせないものだからね!

 

今後はどうするんですか?

 

今後は、身体的資産の話や対人的資産の話、それから労働基準法やそれに関する法律の話なんかもしていけたらと思っているよ。
もちろん、  「守る」「稼ぐ」「育てる」もまだまだアドバンスな話はあるから、それも随時更新していく予定だよ!

 

楽しみにしてます!