【心理カウンセラー必見】賃貸と持ち家、結局どっち?への答え その3
リヒト(@r2209)です。「家」についてはとりあえずのところは今日で最後です。
…。
まだココロちゃんの機嫌は直っていなかったようです。。。
日本における家の資産価値
気を取り直して今回も家について考えて行きましょう!
以前の記事でも指摘しましたが、“日本においては”家に資産価値はほとんどなく、時間経過とともに基本的に低下します。
では、どうして「持ち家は資産になる」と言われるのかというと、確かに諸外国では資産になるからです。例えば、アメリカなどはそうですね。
しかし、家に対する認識が日本とアメリカとでは全然違います。
あなたの住宅購入相談室というサイトにまとめられていましたので、こちらも読んでみると面白いと思います。
こちらのサイトを見ると、日本は家を「投資」の対象としてみていなかったり、買い換えるという発想があまりなかったり(終の住処にする)、家に癒しを求めたり、という傾向があるようです。
こうなると、家は「1回買えばお終い」の商品であり、それほど需要はありませんから、新しい家が建てば建つほど持ち家の価値はどんどん下がっていくのは当然ですよね。
実際、今日本では空き家が深刻な社会問題となっています。
それに、アドレスホッパーなんて生き方が取り出たされているくらいですから、家の需要はますます低下しています。
そもそも人口が減っているのだから、空き家は増えるし、必要ないくらい既に家はあるのです。
あなたの家のリセールバリューは
もちろん、日本の家といえど、全部が全部資産価値がないわけではありません。車の時にお話ししたように、買ったときよりも高く売れれば資産価値はあるのです。
ダンシング?いいえ、団信です。
ところで、団体信用生命保険(団信)というものをご存じでしょうか?
これは、家を購入する際にローンの契約を結んだ人に万が一のことがあった場合、それ以降のローン返済が免除される制度です。
持ち家を持っている人にとって、大きな安心に繋がる保険と言えます。さすがにこの制度は賃貸にはありません。
ただ、この団信にも落とし穴があります。
確かに、あなたが契約者で、あなたの身に何かあった場合、あなたの家族は家のローン返済を免れます。
ただし、共働き世帯の場合、このことがリスクとなる場合も出てくるのです。
共働き世帯の場合、契約者は一人であったとしてもローンや保険の支払いは二人分の給料を当てにして支払い計画をたてていることが多いはずです。
お気づきになられましたか?
契約者の身に何かあった場合はまだいいのです(いや、よくはないですが)。
しかし、契約者以外の人に何かあった場合、団信の恩恵は受けれません。それまで二人で払っていたローンや保険料を一人で払うことになる、ということです!
これは想像ですが、心理カウンセラーの方は共働き世帯が多いのではないでしょうか?
もちろん、二人ともが団信に入る事もできます。しかしそれは単純に二人分の保険料を払い続けるということも意味します。
既に家を持っている方は、一度どのような保険の入り方をするのがベストか相談されるのもよいかと思います。→総合的専門家FP
でも、どうしてもマイホームが欲しい!
どうしても持ち家が欲しければ、「住宅取得資金等の贈与税の非課税制度」という制度を使って“中古”を買うのはどうでしょう?
この制度は、直系の父母や祖父母から居住する住宅を取得する贈与を受ける際、最大1,200万円(基礎控除を入れると更に110万)まで非課税になる制度です(令和元年現在)。
こちらの国税庁のサイトもご参照ください。
ようやくマイホームに対して肯定的な意見が出てきた!
ココロちゃんの機嫌がいつの間にか直っていたようです(笑)
色々言いましたが結局のところは
ただ、色々いいましたが、ホント家は考え方と利用の仕方によって価値が全然違いますよね。
例えば子どもが巣立った後に、子ども部屋を改装して自宅で心理オフィス開業するとか夢があるじゃないですか。
そこまでライフプランを考えた上での持ち家購入なら、ものすごく価値があると思います。