【心理カウンセラー必見】車の本当の値段、ご存じですか?その2
リヒト(@r2209)です。今回も車について検討していきましょう。今回は車の「価値」について。
車の目的は?
車の最大の目的はなんでしょうか?
ここでは、一旦「経済的な視点」にのみにそって考えたいと思います。そうすると、当たり前の結論となってしまうのですが…、そう、「移動」ですよね。
もちろん、車を所有する目的は人それぞれです。
己のステータスのため、税金対策、趣味。競技用で所有しているなんて人も、少ないながらにもいらっしゃるかも知れません。
もちろん、そういう所有の仕方をこの記事は全く否定するものではありません。個人の自由ですし、車の「価値」を「何の物差しで計るか」の違いによっても答えは当然変わってくるからです。
この記事で述べているのはあくまでも「経済的な価値」
しかし、あくまでも「経済的な価値」として考えた場合、「移動」という目的以外の目的で所有する場合、それは「浪費」と言えます。
どうして「経済的な価値」に焦点を絞るかというと、このブログの趣旨が「心理カウンセラーの資産形成と運用」であり、多くの心理カウンセラーが車に浪費するだけの資産を持ち合わせていないだろう、と想定しているからです。
過去にもリンクを張った記事ですが、もう一度平均年収.jpさんのサイトを記載します。
「経済的な価値」で考えた場合、移動の機能以外を車に持たせるのは浪費です。車の最小限の価値は「移動」であり、そのためには中古の車でも充分なはずです。
わざわざ自分のお金で買えないものをローン(借金)を組んでまで買う必要はない、というのが僕の考えです。好きな車は自分のお金で買えるようになってからでも遅くはないはずです。
もし買うなら、最低限考えたいこと
もしどうしても新車にこだわるなら、買う時に「リセールバリュー」を考える必要があると思います。
リセールバリューとは、その名の通り、売ったときの値段です。
もし目の前に2,000万円の高級車Aと1,000万円の高級車Bと300万の大衆車があったとします。
この数字だけ見たら「300万円の大衆車」を買うのが一番浪費に繋がらないように思えます。
しかし、もし3年後の売値が以下のようになっていたらどうでしょうか?
・高級車Bは900万円で売れた(買ったときは1,000万円)
・大衆車は150万円で売れた(買ったときは300万円)
この場合、2,000万円だった車が2,300万円で売れるのですから、300万円の特。
1,000万円だった車が900万円で売れるのですから、▲100万です。
一方、300万円だった車が150万でしか売れないのですから、▲150万となります。
結果として、大衆車を買うのが一番の「浪費」と言うこととなります。
車は資産?
以上は非常に単純化した考えですが、一概に「車は資産」とは言えないことを物語っています。
資産とは、「買ったときよりも高く売れるもの」です。
車は(家もそうですが)、近年の需要と供給を考えると、売れないこともしばしばです。売れない間、どういうことになるかというと、その間ずっと税金や維持費等のお金はかかり続けるということです。
資産を「守る」上では、車は「負債」だという考え方が必要になるかと思います。
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家の話はまた今度!