心理職でもできる資産形成と運用

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FP×心理Thによる資産にまつわるアレコレのお話

【心理カウンセラー必見】自動車保険には絶対必要なものとそうでないものがある!(損害保険)

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リヒト(@r2209)です。
自動車保険にはたくさんの種類があるし、乗り方も人それぞれだからどの保険に入るかは本当に人によるね。

 

車って、ホント好きな人は好きですもんね。個性が出ますね。

 

そうだね。でも、資産を「守る」という観点から考えると、絶対に入った方が良いものと、入る必要のないものがあるから、それを見ていこう。

 

 

自動車保険の種類

まず、「自賠責保険」。これは入る必要があります。

というか、これは強制加入ですから当然ですね。

 

一方で、任意加入のものは多くの種類があります。

対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険、無保険者傷害保険、車両保険、人身傷害補償保険などです。

 

自動車の乗り方はそれぞれですので、自分のライフスタイルによって入る入らないを決めるものです。

しかし、絶対に入る方がいいと考えるものと、入る必要のないと考えるものがあります。それは対人賠償保険、対物賠償保険、車両保険です。それぞれ見ていきましょう。

 

 

対人・対物の賠償保険は絶対に入ろう!

任意保険は本当にたくさんあります。

その中でも、僕が絶対入るべきと考えているのは対人賠償保険と・対物賠償保険です。

対人賠償保険とは、自動車事故によって被害者を死傷させてしまい、法律上の損害賠償責任を負った場合に自賠責保険の支払額を超える部分の金額が支払われる保険です。

 

また、対物賠償保険とは、自動車事故によって他人の物に損害を与えてしまい、それによって法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われるものです。

 

以上二つの保険は被害者を救済するたもの保険ですので、事故を起こした方が免許失効中だったり、飲酒運転であったりした場合でも保険金が支払われます

 

車の運転がどんなに上手い人でも、絶対に事故を起こさないとは言えません。好きこのんで事故を起こす人はいないでしょう。過去に起こしてしまった人も、「絶対に自分は事故を起こさない」と思っていたかもしれません。

 

 

特に怖いのが相手を死亡させてしまう事故です。

自賠責保険でもある程度カバーできますが、限度額は3,000万円です。相手を死亡させてしまった場合、この金額を大きく超える賠償額が請求される事だって十分に考えられます。

 

もしかしたらもうこの二つにすでに加入している人は多いかも知れません。

けれど、あなたが今入っている保険会社や契約条件が、ベストとは限らないので、時々は見直すことは必要かと思います。

 

 

車両保険は入る必要のない保険

一方、車両保険(自分の車を修理する時の保険)は不要だと思います。

 

「等級」というのを聞いたことがある人も多いと思います。

初めて契約したときには6等級となっており、一年間無事故であると等級が一つずつ上がっていき、その度に保険料が安くなっていきます。

 

逆に、1回事故を起こし保険の申請をすると3等級下がります。つまり、1回等級が落ちると、持ち直すのに最短で3年かかると言うことです。等級が下がれば保険料は高くなります。

 

このことから考えると、数万円程度で修理できるものにわざわざ保険を使って等級を下げてしまうと、その間保険料が上がるので、結局修理代よりも高い保険料を払っていることもあるのです。

 

確かに、車両保険は車が盗難に遭ったときや全損した時にも適応されます。

しかし、そういった場合であっても新車を買い換えるだけの保険は出ません。

保険料は車の時価の額で計算されるからです。

 

車は毎年20%程度価値が下がっていきますので、5年も乗り続けたらその車の価値はほとんどないものとして考えられてしまいます。

 

 

そもそも車の目的は?

車の機能は「移動」です。

従って、極論を言えば、車は中古品でも外見がボロボロでも問題はないはずなのです。その意味で、修理にお金をかけるのは趣味や浪費である可能性はとても高いのです。

その趣味や浪費のために資産を使っていると「資産を守る」ことは難しくなります。

 

車両保険に入るかどうかは、よくよく検討した方がいいと僕は思います。

保険にお金をかけるより、まずはしっかりと貯蓄し、ちょっとくらいの車の傷は蓄えたお金からカバーできるようにしておく方が先決かと思います。

 

よっぽど「移動に車がどうしても必要」というような状況ではない限り、車そのものもしっかりと貯蓄してから購入を検討することをオススメしたいです。

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今回、自動車保険についてお話ししてきましたが、車を持っていなければ自動車保険に入る必要は当然ながらありません