身内研究会 動機づけ面接
リヒト(@r2209)です。
今日は大切な仲間たちと定期的に実施してる研究会の日でした!
この勉強会のユニークなところは、前編後編に分かれているところです。
前編では各々が勉強した理論をシェアします。みんな立派な資料を作成してきてくれるのでとても勉強になります。
後編では、その理論をケースに応用するとどのような展開になるか、あるいは、その理論を知っていたらどんなケース展開になっただろうか、という観点からカンファレンスを行います。
このように、理論の基礎知識と実践応用をうまく掛け合わせて学べるので、情報が立体的かつ実践的で役立つものになります。
僕が最近共有している理論は動機づけ面接です。「動機づけ面接を身につける 一人でもできるエクササイズ集」を使っています。
動機づけ面接はどんなオリエンテーションの方にも役に立つと思いますので、ぜひ勉強してみることをオススメします。
上記したもの以外の動機づけ面接に関する本のオススメは医療スタッフのための 動機づけ面接法 逆引きMI学習帳と動機づけ面接〈第3版〉上、動機づけ面接〈第3版〉下です。
特に医療スタッフのための 動機づけ面接法 逆引きMI学習帳がオススメですが、初学の方は動機づけ面接〈第3版〉上・下でまずは大枠を捉えるとよいかと思います。
動機づけ面接には、独自の用語がありますが、その中でも、例えば「アンビバレンツ」や「間違い指摘反射」なんかを知っていると、クライエントへの相対の仕方がそれだけで劇的に変わるかと思います。
こうやって、みんなと知識を共有できれば、全てを自分一人で学ぶのと比べ大きな時間的コストの節約になりますので、こういう形式の研究会は非常に良い投資になると思います。
この投資によって配当されるのは「臨床家としての実力」ですから、ひいてはそれをクライエントに還元していくこともできます。
臨床家にとって自主研究会は、教育分析やSVに並ぶ大切な時間の使い方だと思います。